病院と家庭で育つ子どもの違い
いよいよ年の瀬です。寒さも厳しくなってきました。みなさん、今年はどのような一年でしたか。みなさんの来年が明るい一年でありますよう、お祈りいたします。
今日は、赤ちゃんの成長過程のお話しです。
アメリカで行われた実験ですが、病院で生まれ育った子供と家庭で生まれて育った子供の知能を比較したところ、家庭で育った子供のほうが知能が高かったという結果が報告されました。その原因として、色や音の効果が上げられるといいます。
生まれてすぐの赤ちゃんは目も見えず、耳も聞こえませんが、人の顔を追ったり、声のするほうに顔をむけたりします。やがて目が見えるようになり、音が聞こえるようになると、人が笑顔で声をかければ笑顔を見せるようになりますし、声にも反応を示します。しかし、白い壁や天井に囲まれて、音のない部屋で育った赤ちゃんは、表情の変化が乏しく、言葉や音にも反応しない子供になってしまいます。
私は、昔のように家で出産すると良いのではないかと思っています。赤ちゃんは、家の中で家族の声や生活音を聞き、天井の木目模様を見つめたり、様々な色や柄を見ながら育つことで脳の発育を促すことにもなるのでしょう。
生まれて4ヶ月を過ぎる頃から、赤ちゃんは色の区別ができるようになります。この時期は色彩感覚を育てるのに大切な時期です。赤ちゃんのうちは、部屋の色を白色一色や中間色でまとめることは感心しません。大人の目から見るとけばけばしい赤、青、黄色がふんだんに使われた壁紙やおもちゃは、実は赤ちゃんの色彩教育にはとても大切なことなのです。
みなさん、健やかな年の瀬をお過ごしください。