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家相の科学

建築家の清家清(せいけ・きよし)さんとは生前交流がありました。清家さんは、中国の風水を原書で勉強された方で、『家相の科学』の著者でもあります。清家さんは、家相には建築計画的、工学的に根拠のあるもの、現代の建築基準や設計の観点で理にかなっているものだとおっしゃっていました。

例えば、玄関に関して言うと、巽(たつみ)方向【東南】に面した巽玄関の家は幸せになると言われていますが、これはこの方角に玄関を持つ家には日当たりの悪い部屋ができないということからだそうです。日当たりの良さが家族の健康にも良いとされ、「幸せになる」と言い伝わったのでしょう。巽玄関の次に良いのは、乾(いぬい)方向【北西】に面した乾玄関ですが、これも同様の理由からです。逆に鬼門と呼ばれる方向に玄関があると、日陰の部屋ができてしまうため、家族の中に病人が出やすくなり「不幸になる」と言うのです。東京銀座の一等地といわれる銀座4丁目の交差点では、四つ角のうち、巽玄関を持つ「和光」の土地が最も高いことで知られています。ひとつの四つ角でも角によって土地の値段が異なるのには、こうした理由が背景にあるのです。

また、北側にある台所は良いと言いますが、これは、冷蔵庫のない時代、日の当たるところに食料を置くと腐りやすかったためで、現代はこの位置にこだわる必要はないのです。北向きの勉強部屋が良いというのも、勉強するには、ぽかぽかと陽の差すあたたかい部屋より、少し寒いくらいのほうが集中できるからです。書物が日に焼けることもありません。全ては生活の知恵から生まれたものだったのです。

清家さんは、住む家の坪数は年の数が良いと常々おっしゃっていました。「20代のときは、1人暮らしで20坪、30代で家庭を持つと夫婦で30坪、40代になると子どもが成長するので40坪は必要、50代では、客間を持ちたいので50坪、60代では持ち物が増えるので60坪」という具合です。 70代、80代になるとこじんまりとした居住空間で済むじゃないかという意見を聞きますが、「高齢になると、外出しなくても家の中を動き回って運動ができるよう70~80坪くらいは必要だ」とおっしゃっていました。私もその通りだと思います。これも理にかなった説です。

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