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すまいの危険

すまいには危険がたくさんあります。浴室、バルコニー、階段、キッチン、洗面所、トイレなど……。各所で考えられる危険とその予防について考えてみましょう。

浴室:
子どもの不慮の事故の一つに溺死があります。日本小児科学会の調査によれば、子どもが死亡する原因のトップは、浴槽での溺死で、全体の約50%を占めています。幼児は10センチ程度の水たまりでも溺死します。浴槽に手を入れて遊んでいるうちに頭から中に落ちたり、足を滑らせて浴槽に落ちることもあります。大人でも浴室で滑って転んで頭や体を打つことがあります。

バルコニー:
バルコニー、窓、階段といった高いところから転落する事故があります。子どもは1歳を過ぎる頃から歩き始めるので、手すりをくぐりぬけてしまうことがあります。

階段:
階段からの転落が多くあります。その原因には、すべりやすい、急である、手すりがついていない、つまづきやすい、などがあげられます。

キッチン:
包丁、ナイフなどの鋭利な刃物が置いてあるところですし、やかんや鍋の熱湯や油など、こぼれたり、かかったら火傷をする危険なものがたくさんあります。

洗面所・トイレ:
冬場、高齢者の死亡原因には、心疾患や脳血管疾患の比率が高くなります。これは、暖房の効いた部屋から気温の下がったトイレや洗面所に移動すると、その温度差のために血管が収縮して、心臓麻痺や脳卒中を起こすからなのです。

事故は「まさかこんなところで!」という場所でも起こります。それだけに住まいの作り方には十分な配慮が必要です。それぞれの対策はあります。

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