名医か藪医者か
一口に病院といっても、多種多様です。周辺に、どのようなタイプの医療機関があるのか不動産を購入する際にはチェックしておきたいものです。
近くにどのような病院があるかを調べてみましょう。一般に大学病院や国立など公立病院は、診療科目も多く、夜間の診療体制も整い、信頼がおけるとされています。ですからまず、最も近くの大規模な総合病院がどこにあるか調べます。徒歩でいけるのか、その場合どのぐらいの時間がかかるのか。車ならどのぐらいでいけるのか。電車やバスなどの交通機関を利用するのであれば、どのようなルートで、時間はどのぐらいかかるかを把握しておきたいものです。これは、病人の行き来だけでなく、入院した際に付き添ったり見舞ったりする家族のためにも知っておきたいことです。しかし、このような大規模な病院は待たされる時間も長く、半日、一日がかりが当たり前で、担当医が週に一回しか診療しないこともあります。
次に最寄りの個人医院を調べます。これは大事なことです。家族構成や家族の体質、持病などによって、必要となる科目も違うわけですから、どこに何科の医院があるかを調べておきましょう。幼い子どもが2人いるのに、小児科の医院まで遠いのでは困ります。母親が車の運転をしないのであれば、なおのことです。高齢者がいれば、またそれなりのチェックが必要でしょう。まあ、あえて言うならご近所に話を聞き、名医かヤブかも知っておきたいものです。やはりヤブは敬遠したい。最近の医療ミスの頻発を見ていると、これが冗談ですまなくなるから恐ろしいです。関連しているので触れておきますが、高齢者のいる場合は、デイケアや介護など、老人福祉の状況も見ておくといいでしょう。共働きの夫婦が家を新築する際、昼間一人で家に残る年老いた母親を第一に考え、老人福祉の充実した街に土地を求めたといった話もあります。
土地を選ぶにあたって、その地域の基本的な生活情報を、一通りチェックすることです。生活する際にネックとなることが見つかるかもしれません。それでもその土地を購入したかったら、そのネックとなるものを解決しておきましょう。そうでないと、住みだしてから、こんなはずではなかったと後悔することになります。