痴漢、ひったくりの多い街
日本の治安の良さは世界一といわれてきました。しかし、今や日本の安全神話が崩れつつあります。犯罪件数が増えているのです。
痴漢や引ったくりの数は、地域によって多少の差があります。よく起こる地域とあまり起こらない地域があるのです。購入予定地域が痴漢やひったくりの多い地域か否か、これは大変気になるところです。もし多く起こる地域であれば、暗い、人通りが少ないなど何か理由があるはずです。不動産購入の際、夜半にその周辺や、駅からその土地までの道を実際に歩いてみる人が、どれほどいるでしょう。昼間はにぎやかだが、夜は電灯も十分でなく、道路沿いの店舗はシャッターを下ろし、住宅も雨戸やカーテンを閉め、漏れてくる明かりもなく人の気配もなくゴーストタウンのようになってしまう街。反対に店や家々からの明かりがもれ、人の話し声や気配が感じられるところもあります。夜道を歩いて購入予定の場所へ行くのは必要なことです。明るさが不十分と感じたら、行政や街づくりに関わる市民のグループなどに、改善の可能性を聞いてみてもいい。また、犯罪に、警察や行政がどのように取り組んでいるかも知っておきたいことです。
自分が直接被害に遭わないまでも、もし痴漢やひったくりの多い街という風評が立ってしまったら住民にとってもマイナスです。そういうイメージを、住民自ら払拭する努力がなされているのか、要するに防犯にどれだけ真剣に取り組んでいるのか、これはそこに住まいを決めようとする際に、重要なポイントになると思われます。比較的犯罪が多発し、それにはそれだけの理由があるのに、それを取り除く努力も取り組みもなされていない地域であるという情報が、果たしてどこまで開示されているでしょうか。