元気にしてくれる木、心を癒してくれる木
木が発する香りには殺菌作用があり、さらには精神的にも安らぎをもたらしてくれるといいます。木の住まいはボケが進まないと言われています。
これは木の香りに含まれるフィトンチッドと呼ばれる成分の働きで、細菌や虫を殺す働きがある一方で、人間には精神的な安らぎを与える作用があるのです。森林浴はこのフィトンチッドのシャワーを浴びることで人は元気になり、精気を取り戻すことができるからです。この働きは木が建材になったあとも維持されます。外材にはほとんどありません。日本の杉は米杉の10倍です。桧は15倍です。松は30倍あります。
木のぬくもりにはほっとさせられるものがあります。柱、床、壁、家具、調度品と我々は身近に木を置き、触り、眺める。こうした生活から多くの安心感を得ています。木の床一つとってもぬくもりがあり、やさしさがあります。コンクリートの床は冷え冷えとして冬などやりきれません。コンクリートは熱伝導率が木の十倍もあるので、なかなか温まってくれないのです。木の床は足をのせた直後だけは冷えますが、その後はしだいに温度が上がっていきます。ぬくもりの感触が、心も温めてくれます。