フィンランドの木
木の話に関連して、フィンランドの木について触れてみます。フィンランドから木材を輸入していた経緯もあり、フィンランドにもよく行き、フィンランドの木をみてきました。
フィンランドの丸太の断面を見ると真ん中に芯が通っています。真ん中に芯があるということは曲がらないということを物語っています。そして、寒い気候なので目がつまっています。非常に優良な木材で、これは日本の木材にはみられません。日本の木材をみると、太陽があたる南側に成長し木目がのびている。北側は成長しないので木目がつまっている。芯が真ん中ではなく、北側に寄っているので、曲がりやすいのです。
なぜだかわかりますか?日本は南側を太陽が通ります。フィンランドの白夜を考えればわかるとおり、ぐるぐるぐるぐる太陽が廻っています。その違いが木の断面に表れているのです。
加えて、フィンランドは木材王国であり、林産が最大の産業であり、優秀な人材が林業に取り組み、誇りをもっています。優秀な木材は木を愛し、林産に従事することを誇りにする国民の成果なのです。100年の計画伐採を行い、自然がなくならないよう、むしろ森林を増やす計画をしています。
優良な木材を使っていくことで、住宅の耐用年数を長くするのも、森林保護に対する一つの方策です。