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「いつでも、どこでも」

ユビキタスとはラテン語で「いつでも、どこでも」という意味です。コンピュータが小型化し、インターネットを始めとするネットワーク社会がここ数年で飛躍的に進化しました。携帯電話に代表されるように、モバイルのインターフェースが発展することで、人と人、人と物、物と物との情報のやりとりが「いつでも、どこでも」、さらにはその個人の「好きなときに」できるような社会を目指そうというのです。

私たちは、これまでも何度となくホームオートメーションやインテリジェントハウスなど住宅のIT化の夢を追ってきました。しかし、残念ながら、カネやタイコは鳴るのですが、消費者は踊らず、商品化への道は遠かったのが実情です。まだまだ“夢”であったということです。ところが、ここに大きなインパクトをもたらしたのがインターネットです。家族の一人ひとりが携帯電話を持ち、家庭でのインターネットのブロードバンド常時接続が当たり前といった時代になり、住宅IT化の波は極めて実現性の高いものになってきたのです。なにしろ、このインターネットは大きな投資をすることなく、誰でも自由に、しかも特別な技術がなくても使うことができるのが特徴です。このため、住宅メーカーなどが、より消費者に身近にいる人の発想でネットワークを使ったサービスを始めることができるようになるのです。これまでのような技術者のアイデア倒れではない、現実的なビジネスの可能性が広がるということです。

以前ならば、大変な仕掛けが必要でしたが、最近では誰でもが容易に、住宅内に設置されたカメラの画像を携帯電話で見ることができるようになっています。カメラと人体感知センサーとを組み合わせておけば、住宅内に誰かが侵入した際には、その様子を住人の携帯電話に伝えることもできます。もちろん、外部に設置した防犯フラッシュライトの組み合わせも可能です。また、留守番しているペットの様子を携帯電話で見ることができるといったサービスもすでに始まっています。ホームオートメーションなど住宅そのものの自動化は、必要なコストも高く、住まい手に受け入れられ難かったのですが、ネットワークを利用した生活支援サービスは費用の面でも多くの人に受け入れられつつあるということです。

「もっとも成熟した社会は、その姿を悟らせない。日常生活という織物の中に、自身を織り込ませており、その存在が認識されないのだ」。これは1991年に初めてユビキタス・コンピューティングという言葉を使ったゼロックス社のコンピュータサイエンス研究部長だったマーク・ワイザー氏の論文の冒頭です。

コンピュータがオフィスや家庭の様々な道具や場所に埋め込まれ、人間がコンピュータを意識せずに自然にその機能を使用することができるサービス環境が実現するというわけです。まさに「いつでも、どこでも」ということです。別にコンピュータがどうのこうの、と難しい理屈をこねずに、コンピュータの存在を前提に、さまざまな生活シーンを描いていいのだと思います。ユビキタス住宅の夢は限りなく広がるのです。

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