大家族主義
核家族がよいか、大家族がよいか。さまざまな議論がされているようです。
お嫁さんにとって、舅、小姑は難しい人間関係かもしれませんが、子供にとっては2組の親がいるようなもので、父母から教えてもらったこと、おじいさん、おばあさんから教えてもらったことがあります。若い父母の経験より、何倍もの人生経験を重ねている、おじいさん、おばあさんの考えを聞くことで、人によっていろいろな考え方を持っているということを学ぶのです。
社会に出て、大勢の人とお付き合いする。あるいは大きな組織の指導者になる場合、人間にはいろんな考えがあるということを学ばなければやっていけません。大家族主義は、主婦の家事労働を軽減するためと、軽く考えているお宅もあるようですが、大家族主義にはしつけを始め深い意義がたくさん含まれています。
アメリカの成功者の多くが大家族主義です。先祖代々からの大切なことを継承していこう、その家ならではの家風などを受け継いでいこうというわけです。日本は高度経済成長を通じて、大都市に若者が集まってきました。その結果、都会では核家族という不幸な連鎖が始まったわけです。
今、日本が陥っているさまざまな現状をもう一度考えてみることが大切です。毎日一緒に暮らすのがわずらわしいということであれば、マルチハビテーションとして週末、家族が、兄弟が、子供が、山や、川など、自然があるところに集まり、一緒に過ごしてみるのもいいのではないでしょうか。