MISAWA international

HABITAは、MISAWA internationalの大断面木構造住宅の新ブランドです。新しい200年住宅の時代を作ります。



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2007年06月30日

構造体と内外装設備と分ける

「自由設計は自分の好きなように出来る」とは言うものの、所詮は素人考えであり、その時は良いと思っても実際に暮らしてみると使い勝手が悪いなど、さまざまな不満が出て後悔してしまいます。例えば、注文者の希望通り窓の位置を変更すると、構造体の柱や梁を動かさざるを得ず、結果として強度の低い住宅になります。

コンセプト住宅にはプロならではの経験が詰まっています。耐震性や断熱性など住宅の性能を左右する構造躯体は言うに及ばず、間取りなどにおいても長年の経験が生かされています。構造体と内外装設備を分けて、将来の増改築再生に備えます。さらにコストを考え抜いた設計のため自由設計に比べて割安なのも大きな魅力です。将来的に売りやすいという特徴は、住宅の資産価値が落ちにくく、財産形成を考える上でも自由設計に比べて分があります。普遍的なデザインは街並みにも溶け込みやすく、景観配慮の点からも評価されるでしょう。

HABITAの建物は1棟ずつ構造計算してお客さまにその内容を契約書に付けます。今まで業界になかったことです。また、屋根の形は切妻の勾配屋根とします。雨の多い日本の気候風土には、この形が一番しっくりし合理的です。建物の強度はやたらと太い材料を多く使えば良いというものではありません。壁が東西南北にバランスよく配置されていることが重要です。設計当初からしっかり対処しているコンセプト住宅なら、強度不足といった心配はありません。

もう一つ気をつけるべきポイントは外観デザインです。凝りすぎた外観の建物はすぐに飽きがきます。当初は気に入っていても、10年ほど経つと恥ずかしいケースもあります。どのような敷地に建ててもおかしくならないよう東西南北ともデザインをまとめています。美しいものはシンプルにできている――住宅から不必要なものをはずし、必要なものだけを残す。それは材料であれ、デザインであれ同じことです。本物志向です。

2007年06月29日

天然エアコンの吸収性能

木の柱一本で600ccの水を吸収することをご存知でしょうか。木には湿気を吸収、放出する性質があります。建材となったのちも木は生きていて、夏には湿度を吸収して爽快な環境をつくり、冬には逆に湿気を吐き出して乾燥を防ぎます。つまり、木材は部屋の湿度をコントロールしてくれる天然のエアコンとも言えます。

木の「現し」の家は住んでベタベタしないのです。吸湿性が高いということは、建物にダメージを与えるカビや結露を防ぐ役割を果たすので建物を長持ちさせます。正倉院の宝物殿がいい例です。1000年以上もの間、納められた宝物を保存できたのは、木材の湿度調整作用のたまものと言われています。このたび飛騨で古い民家を調査してみましたが、想像以上に強固で、立派に使用されていました。

強い火災への抵抗性

木はきわめて強い材料です。耐火性について言えば、ある程度の厚みがあれば、表面が焦げても、中まではそうたやすく燃えることはありません。火災によって当初の60%になる所要時間の実験によると、鉄の4分、アルミの3分にくらべて木材は15分もかかります。これは木材の火災に対する抵抗性の強さを示しています。火災のとき、逃げる時間を稼いでくれる、ということです。消防白書によると、火災による死亡者の7割は「逃げ遅れ」が原因とされているだけに、これは木材の利点のひとつです。

木材の耐久性は法隆寺や古民家の例で明らかで、鉄のように錆びないし、コンクリートのように風化することもありません。腐らせなければ、いちばん長持ちする建物です。耐震性もあり、同じ重さの杉と鉄を比較すると、杉の圧縮強度は約2倍、引っぱり強度は4倍もあるのです。

白アリ対策は万全に

木材の耐久性に関して見逃せないのは「白アリ」対策です。白アリによる住宅の被害総額は年間3000億円を超えるというデータもあり、これは火災による被害額の実に約2倍に当たります。かつて沖縄でしか白アリは見られませんでしたが、地球温暖化の影響で、50年代に九州、60年代には大阪、そして現在は仙台、ついに札幌にも出ました。白アリは全国制覇したのです。阪神淡路大震災で倒壊した住宅の多くに白アリの被害が見られ、白アリの被害の家の倒壊率は89%というデータもあります。白アリの被害がなければ倒壊せずにすんだのです。

白アリは風通しの悪い、湿気の多い場所に繁殖します。光のあるところを好まず、床下を食い荒らします。木材の表面でなく、芯の部分にダメージを与えるので発見しにくいことも特徴です。駆除が難しく、コストもかかります。子どもらの健康を害する薬品による駆除方法もあるので注意が必要です。半永久的に白アリを寄せつけない無公害防蟻工法の開発、普及に「HABITA」は取り組んでいます。これは基礎の下にバリアをつくるもので、白アリが絶対に通り抜けられないバリアです。

2007年06月28日

木材は最高の住宅建材

奈良の法隆寺は1400年以上の寿命を持つ世界最高の木造建築であり、木造の耐久性を証明する象徴的な例です。最近では、室生寺の五重の塔の修復で1200年前の木材が使われていたことが実証され、さらにその古材が再び修復で再利用されました。

NPO日本民家再生リサイクル協会は、古民家ブームの中、民家バンク情報を作成し、「譲りたい、欲しい」の仲介をしていますが、そのバンクをみるとほとんどが築100年以上であり、築200年~300年以上というものもあります。すべて再利用が前提で、100年、200年と受け継がれていく木材・建築にロマンを感じる人は多いでしょう。なにしろ、鉄骨や鉄筋コンクリートなどの構造材に比べて木材は住宅用に限定すれば、耐久性や強度、断熱性、質感など総合的な観点から木材以上の素材はないとされています。夏の高温多湿、冬の乾燥という日本の気候風土に最も適しているのが木材なのです。

乾燥が超耐久の第一条件

木材の耐久性という点で見逃してならないのは、しっかりした乾燥材を使うということです。乾燥材は腐りません。下駄が腐ったという記録はありません。腐朽菌は含水率が常時30~50%の条件下で繁殖します。庭に生木の枝を放っておくと一週間もするとカビが生えてくるのはそのためです。含水率を18%以下にすれば腐朽菌が繁殖することはありません。かつて木材は山から切り出し建築現場に運ばれるまでほぼ一年間、十分に自然乾燥されていました。農家の自宅なども、山から切り出してきた木材を一年以上も庭に寝かせておいてから建てていました。それが戦後は、流通が合理化され、十分に乾燥しないまま使われ、さらに見た目を気にした防カビ剤漬けの生木を使うようになってしまったのです。

家を建てる場合、乾燥した木材でつくるか、生木のままつくるかで、決定的な価値の差が出ることを肝に命じています。HABITAは集成材でできています。集成材は狂わない。接着剤は乾燥材でなければ接着しません。つまり、集成材ということは乾燥材であるという証明でもあります。十分に乾燥させた木材がすごいのは、徐々に強度を増していく点です。強さのピークは伐採して約200年後といいます。そして200年経つと徐々に強さは低下し始め、1000年以上かけてゆっくりと伐採直後のいわゆる新材と同程度の強さに戻っていくといわれます。法隆寺のヒノキが創建当時とほとんど変わらないのは、そういう木の特性によるものです。

2007年06月27日

木構造は1400年の歴史

木造建築は腐りやすく、鉄筋コンクリートは長持ちするというのが常識のように言われていますが、事実は違います。

法隆寺は木造建築として1300年以上の寿命を誇ります。鉄筋コンクリート造の歴史は300年しかありません。鉄骨造は1889年のパリのエッフェル塔が最初です。いずれもまだ歴史が浅く、歴史的に長寿命が証明されているのは木構造建築です。木材は燃えると言われますが、厚みがあれば表面は焦げても中までは燃えません。また、腐るとも言われますが、木はしっかり乾燥すれば腐りません。含水率を18%以下にすれば腐朽菌が繁殖することはないのです。

大断面木構造

奈良、京都、飛騨高山など500年以上も経つ民家がたくさんあり、200年住宅は十分に実現可能なのがわかります。そのためにHABITAは木材について、さまざまな角度から検討、まず主だった柱は五寸とします。五寸角のよい点は耐火構造になることで、国土交通省も認定しています。

200年住宅では五寸角の柱や土台をデザインとして見える形にします。ちなみに、日本の住宅の柱は三寸五分が標準で、三寸角の家も多い。五寸角はまず例外です。また、建築構造の面から強度のある「節のある木」を使用します。無節崇拝がありますが、強度ということなら節のある木が正解です。

住居費1/4目指す

200年住宅はいまの日本の住宅寿命の約6倍。200年間でかかるメンテナンス費はおよそ家2軒分、差し引き4倍長持ちすることになります。

例えば、3500万円の家をつくった場合、35年耐用年数だと1年で100万円の住居費がかかります。これが200年住宅だと、住居費は4分の1になり、年間25万円ですみまます。月割りにすると現行が月8万円、200年住宅で月2万円です。

個人所得の大幅な向上が望めなくなっている現在、200年住宅が待ち望まれています。

2007年06月26日

HOMEからHABITAへ

住宅産業界に新たな日本の住まいの新ブランドを誕生させます。その名は「HABITA」。

住宅産業が大変革期を迎えようとしている今、次代を見据え、真の住まいのつくり手である地域工務店と共同して、住宅産業に新たな流れを作り出そうというものです。世界一の日本の住文化に世界の知恵を重ね合わせています。全国の工務店と協力して個人の資産形成に役立ち、結果として社会資産となる価値ある住まいづくりを目指していきます。

HABITAの理念は「家は子どものため」「家は資産形成のため」「日本人の住文化の推進」です。HABITAの目指す住まいづくりの志と思いを紹介していきます。

200年住宅

新・住宅産業界が何を差し置いてもまず目指さなければならないのは、住宅の長寿命化です。わが国の住宅の耐用年数は30年足らず。米国が103年、イギリスが141年という数字と比べてあまりにも短い。それどころか建築後15年もすれば残存価値はゼロに近い。欧米では100年を経過する住宅が数多く存在するにもかかわらず、わが国ではローンの完了時には取り壊されているという無残な姿をさらすことになります。そして、100年を過ぎた住宅でもビンテージ物として新築に劣らぬ価値を持ち、評価されるのも決して珍しいことではありません。短い寿命で壊し、また建てるから街並みに落ち着きがなく、汚い景観をさらし出すのがいまの日本の街の現状といっていいでしょう。土地神話が日本の住宅にとっていかに不幸であったかをいまさらながら思い知ります。本来は土地だけでなく、住宅の価値も含めて資産価値を考えるべきだったのに地価があまりに上がってしまったために、そちらに注目してしまった。住宅の価値は土地の価値だったのです。

住生活基本法の一番のバックボーンも長寿命化です。耐用年数を35年から70年に伸ばすことで70年間のライフサイクルコストは23%減少するという試算もあります。住宅性能表示制度での耐用年数の最高等級は100年に設定していますが、100年はおろか適切な工法、メンテナンス、可変設計などで200年の寿命も可能でしょう。すでに自民党住宅土地調査会が200年住宅ビジョンの作成に乗り出しており、200年住宅も決して夢物語の議論ではなくなろうとしています。

長寿命住宅が実現することによって、住宅は消費財ではなく、耐久財となり、社会からも祝福される社会資産になるのです。

2007年06月23日

6月『HABITA』提携店26社

今日は千葉県工藤建設の平山社長のご自宅にお邪魔をし、内々のパーティーに参加させて頂きました。敷地は5000坪程あり、自然豊かな場所でした。平山社長はそこに気持ちの通じる人だけを集めて、『HABITA』を10戸ほどコーポラティブで建てたいとおっしゃっていました。平山社長は多様なライフスタイルの提案をする方です。例えば、女性のためのマンション、高級マンションなどを多数手がけられ、また高齢者住宅、病院なども建設されています。ライフスタイルの提唱者として数多くのご講演をされています。『HABITA』のモデルハウスをご覧頂いた際には「低断熱、低気密、隙間風付き住宅ですね」とおっしゃられ、「日本の住宅は自然の恵みを得られるこのような住宅でなければならない」とおっしゃって頂きました。工藤建設さんにも『HABITA』に参加して頂けることになっています。明日は長野県方面の工務店数社を訪問します。

1社目は茅野にある丸清建設さんです。古くからご縁があり、私がミサワホーム社長をしている頃、ディーラーをやりたいとの申し出を頂き、話し合いをしましたが、すでに長野県にディーラーがありましたので、実現できませんでした。今回は是非参加して頂きたいと思います。

2社目は長野市の滝沢建設さんです。元林野庁長官の入澤肇さんにご紹介して頂きました。入澤先生は、天下りをお断りした、初めての官僚として有名です。国会議員を経て現在大学の教授をなさっています。今回『HABITA』に関心をお持ち頂き、大所高所からご意見を頂いております。

3社目の新津組さんは軽井沢を中心に活躍されている優良工務店です。古くからご縁があり、このたびご参加頂けることになりました。

4社目の高崎市の第一住建さんは清水建設さん出身のゼネコンですが、群馬県内のお客様が増えていることから、『HABITA』に参加して頂くことになりました。今月中に提携していただける工務店は26社になります。来月は20社を目指して話し合いを進めています。

2007年06月21日

地産地消

今年1月より時間を作っては山の木を見て回っています。HABITAは地元の木材を使って家を建てようとしているからです。地産・地消という考えです。地元の木は強く、緯度1度(約110km内)が相応しいと経験者折田さんは言っておられました。確かに私の故郷の新潟では電柱に杉を使用しています。ところが、長野では唐松が使われていました。土に埋める電柱はその土地の強い木材を使っているのです。飛騨高山の白川郷で屋根の茅がなくなり、やむを得ず神奈川県の箱根の仙石原から仕入れて使ったところ、地元の茅は7年使用出来たのに対し、5年しかもちませんでした。地産・地消の場合、物流コストも下がります。また、生まれ育った地元の木は親しみも深く、『地檜』『地杉』と言って愛されてきました。これは文明と文化が一体となっているということで、HABITAにとって外せない重要事項です。

日本全国で地産・地消実施をすれば、地元経済の発展にもなり、地元の格差問題の解決に繋がります。住宅の経済波及効果は8億ですから、その効果は多大です。HABITAの計画を始めてから行った山は、北海道支笏湖、旭川の大雪山、秋田杉、岩手県気仙杉、栃木鹿沼、新潟の杉、松本安曇野、長野の唐松、千葉の山武杉、東京の杉林、飛騨高山の杉、伊豆の杉、木曽の檜、吉野の杉と檜、京都の北山杉、山口の松、香川の杉、といったところです。あとは中国、九州を回らなければなりません。今後全県に下見に行くつもりです。地元に木があり、継続的に出荷できる林業があること、製材業があること、乾燥工場があること、集成材工場があること、プレカット工場あることが必要不可欠な条件となります。理想的にはこの事業を1社で行っているところがあれば良いのですが、今のところそれは無理ですので、連動して実行致します。

林業、製材業は戦後縮小を余儀なくされた業界で、長らく外材にその地位を奪われていましたが、現在の原油の高騰により復活しようとしています。HABITAにとって願ってもないことです。HABITAの説明会に数名の木材関係業者の方々にお越し頂きました。時代を先取りしようとしている若い経営者たちです。私の故郷の新潟県十日町は杉の多いところです。幼い頃から山に遊びに行っていたので、山歩きは苦になりません。むしろおいしい空気、フィトンチッドを吸って元気になっています。

2007年06月20日

HABITAの現場確認会

今日の千葉のシー・エス・ランバーさんの敷地内に建設された、『HABITA第5次試作モデル』を提携工務店さん30社の方々にご案内しました。現場確認会はすでに岩瀬牧場の家で1回、千葉で2回行われており、今回を合わせると、100社以上の方々に見て頂いたことになります。現在までに説明会に参加された工務店は310社になり、約1/3の方が現場を確認して頂いたことになります。今回は、大阪の工務店さん5社の方々にもお越し頂きました。1週間前に大阪で荒井副会長、笹田特別研究員の計らいにより説明会を行い、参加された10社の方々のうち、都合のついた方々に本日ご参加頂きました。はるばる遠方からお越し頂いて有難いことです。

現場確認会では様々は下記のようなご意見、ご質問、ご感想、また改善点を頂きました。

感想10
1. 日本の原風景のような家だ
2. 小屋が古民家風だ 木組が大きい
3. (一言で言えば)ダイナミックだ
4. 5寸角の尺の梁はさすがだ
5. これなら営業がいらない
6. 五感にうったえていて解りやすい
7. 木窓は良い
8. 日本の住文化を取り入れ、現代風にアレンジした設計は良い
9. 屋根の線が美しい
10. ガレージ組み込みはこれからの設計だ

質問・意見10
1.Q なぜ屋根に断熱材が入っていないのか?
  A これから入れるつもりです。

2.Q 電気・水道の配線は『現し』になっているが、どうするのか?
  A 手元、足元の明るい設計とします。プラケットは付けますが、天井には照明を
    付けません。200年住宅なので、配線、配管はダクトで設けました。(ビル
    工事と同じ)電気メーター、ガスメーターは玄関が近い外壁の中のダクトに収
    納しています。

3.Q 北側の大開口はなぜ?
  A 日本住宅の北側のファサードは、小室、面格子で汚いのですが、大開口にする
    ことにより南側と同様美しい外観となります。分譲住宅にした場合、歩道の両
    側が美しいので、今までの日本では実現しなかった美しい街並みが出来上がり
    ます。

4.Q 天井の合板はミスマッチではないか?
  A わかりました。杉の板の合板にします。

5.Q 外部の現しの構造は防火・準防火地区はどうなるか?
  A 不熱材、さしずめモルタル仕上げとなります。残念ですが仕方がありません。
    高い材料で良ければ不燃塗料もあります。

6.Q 庇の長いこの家は都心では無理では?
  A 今回は郊外の家のモデルを見て頂いています。都内の狭い敷地に向けた「空の
    家」というモデルがあります。こちらもご覧頂きたいと思います。

7.Q 三澤社長の言う、文明50・文化50はよく分かったが、この家にもっと日本
    文化を取り入れたらどうか
  A 今日は構造体で主にご覧頂きました。仕上ると、和室、洋間の格子、すだれ、
    障子が入るので、ご期待に答えられると思います。

8.Q 規格住宅か?
  A モデルは作りますが、設計は全く自由です。構造材の価格は皆様の設計に合わ
    せて機械(コンピューター)が拾い出して計算します。構造計算も同時に行われる
    ので便利です。

9.Q 基礎はどなっているのか?
  A GLより高さ50です。その上に5寸角に防腐した土台、仕上材となりますか
    ら、70cm近い高い床です。高すぎるという意見もありますが、耐久性上高
    くしています。シロアリバリアはシートと基礎の下に全面に敷き詰めています。
    基礎の構造計算書の標準はありますが、個々にやってください。

10.Q 天井は3m、梁下2.7mは高すぎるのでは?
   A 確かに少し高いかもしれません。しかし、買いやすいことも大切です。
    それに今の人たちは背が高いですから。私も皆さんも低いですけどね(笑)

質問・感想10
1.Q すぐに建てたい土地があるので分譲に住みたい
  A 来月より出荷できます。現時点では県内材は間に合わないので、岩手の杉でご
    了承ください。

2.Q 価格はこの仕様で本当にできるのか
  A できます。標準仕様書、標準設計図を1週間後に送ります。

3.Q 工事範囲はどこまでか?
  A 大手住宅会社(プレ協も含む)と同じです。工事が伴うのは全て付いています
    が、水道、電気は屋外1mまでです。すぐに住める状態です。カーテン・家具
    は含まれません。

4.Q MISAWA・INTERNATIONALは何をするのか?
  A 住宅の開発研究、市場動向調査、宣伝広告、研修です。構造体の供給を行いま
    す。内外装設備は皆さんの今までのルートから調達してください。

5.Q すぐやりたいのだが、間取りはあるのか
  A 4つのモデルについてそれぞれ代表的なプランがあります。約一週間お待ちく
    ださい。本日は2プラン差し上げます。

6.Q 45年やってきた三澤社長としてはこの建物に何点つけるか
  A それは皆さんが決めてください(テレ)

7.大工として組み立てやすそうな工法で良い

8.檜もよいけど杉も良いね

9.朝5時に大阪から出てきたので眠い。→ご苦労さまでした。

10.ベンツのバスに始めて乗ったけど、さすがインテリアが良いね。おさまりが良いね。
  これで7年使っているっていうからすごいね。
  (200年住宅の案内をする車としては最高でした。総務課ありがとう!)

2007年06月19日

岩瀬牧場の家

東京から約1時間半かけ福島の岩瀬牧場に来ています。明治天皇の意向により、日本で初めて牛を輸入して本格的に開設した由緒ある牧場です。歌100選に選ばれた「鐘の鳴る丘」の生まれたところです。

今は100年の大きな桜の木、ユーカリの木、楠の木、豆の木が生い茂り森になっています。今回自然の楽しむ方のためにその一部を開放して7棟の施設が建ちます。温泉も出ているのでマルハビ(マルチハビテーション)として注目されている場所です。福島県知事はマルハビで発展する県として1番に名乗りを上げています。HABITAの提携工務店も説明会や現場確認会に30社ご参加頂き、とりあえず3社がスタート致します。福島県は元々も木材の産地であることから、「地産・地消」の実現が確実となっています。

2007年06月18日

空の家

高松で山口に次ぐ記者会見が土曜日に行われました。土曜日、日曜日と200年住宅のイベントを開催しました。HABITAモデル「空の家」AROSがたくさん建っているところです。「空の家」は建築家の井内先生が開発した住まいです。

家の中央が大きく開いているので大きな空が見えます。中央の空間に窓があり、中庭ではなく木製デッキとなっていて、大きな遊び場となります。家族が全員何をしているかが見えるので、小さなお子さんのいるご家庭に特に向いているのではないでしょうか。居間、食堂、台所、寝室、子供部屋、風呂全てが中央の空間に向かって窓(木製)があるのです。中央の空間からは空を年中眺めることができ、雲の動き、星の瞬きを見て、感じることができます。実際に入居者の方が会場にいらしたので、意見を聞いてみました。

1. 外から家の中を見られないのが良い
2. マイホームという感じがする
3. 防犯面で大変優れている
4. 中庭を居住空間として使えるので住んでみた 広い家だと実感できる
5. 小さな子供の面倒を見やすい
6. 木の窓を閉めると中央の空間はお客様を迎えるスペースになる
7. 平屋タイプではないので住みやすい
8. 敷地いっぱいに使える 空が開放的です
9. 一戸建てでもない、マンションでもない
10. 優れた家なのでこれからも増えるはず
11. 200年住宅HABITAであることは勿論自慢である
12. 家が長持ちするとわかると生活に落ち着きが生まれた

「空の家」AROSを積極的に取り入れ、事業として勧めている会社でセンコー産業さんという会社があります。高松、岡山、福岡に事業所があり、25名で年間50棟建てています。 銀行系の子会社からは独立した会社です。この度、MISAWA・INTERNATIONALと正式に提携して3年後200棟を目指すことになりました。センコー産業さんは日本最大の建築士ネットワークASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社)との提携が長く、建築家のセンス、技術をうまく活用して業績を上げてきています。 今回、センコー産業さん、ASJさん、HABITAの共同でイベントが行われました。私はお客様にこれからの家造りの条件として、以下の3つのことについて話をさせて頂きました。

1. 家は子供のためにつくる
2. 日本の住文化を提供したい
3. 資産価値のある200年住宅

センコー産業さんとASJさんの今後の成功を心より期待して高松より羽田に向かいました。(ANA機中より)

2007年06月17日

山田建設社長の話

山田建設株式会社の山田社長は、私がミサワホームから放り出された時、一番初めに声を掛けてくれた方です。「三澤さんはもう一度ミサワホームに戻れないの?」とアメリカとファンドを繋いでくれました。今回はこれまでと丁寧にお断りをしています。

先日千葉で700区割り宅地を手に入れたようで、「自分はマンションが中心なので、三澤さん、HABITAでやりませんか?私が、家を買うよ」という極めてわかりやすく、有難い話を頂きました。今アメリカのランドスケーパーの手により、再造成を行い、まとめています。苦しい時のこのような話は身にしみて有難く思うということを、この年にして改めて気が付きました。山田社長は世話好きで、民事再生の会社をいくつも助けた実績もあり、中々の事業家です。山田社長は私と同郷(新潟県出身)の方で、全国でマンション建設、分譲事業を行っています。山田建設さんの中国大連の工場には協力させて頂きましたが、順調に稼動されています。ヨーロッパ、アジアの通でもあり、実績が認められ、近く株式公開すると伺っています。人のお世話をして会社も上場出来るとは男冥利につきることです。来週山田社長にお会いし、どんな話が飛び出すか楽しみにしています。人付き合いは大切にしておくものだと改めて思います。

2007年06月16日

東京組スタート

環状8号線と東名高速の角に東京組という会社があります。社長は元ミサワホームにいた方で、中野渡社長といいます。ミサワホーム時代、直営で施工が出来る数少ない実力ある社員でした。やがてミサワホームでは物足りなくなったのでしょうか。独立していきました。現在の年間300棟100億円売上を誇る企業に成長されました。私は社員が独立して成功することは経営者冥利に尽きると考え、日頃よりうれしく思っていました。

先日、中野渡社長がミサワホームのOB会にひょっこり現れ、HABITAに参加すると言って頂けました。最近稀にみる良い話でしたのでさっそく会社に伺い、お願いしてきました。HABITAは東京組でやるのではなく、新たに世田谷組株式会社という会社を創り、ご子息が社長をされ、いちから勉強するとのことでした。親ばかでは出来ない良い話で泣かせます。HABITAの『地域密着営業』をアピールするため、地域をしぼった社名にしたということでした。

東京組の素晴らしいところは、技術は勿論の事、社長の人柄で200社の不動産会社と取引があり、売上を支えていることです。そして特筆すべきはショールームです。あまり大きなビルではないのですが、全館に世界の建材・設備が集められています。紛れもなく日本一です。その質の高さは、東京ガスのショールーム、松下電気のショールーム以上です。中野渡社長が長い間ヨーロッパ、アメリカ、アジアから集めた選りすぐりの一品が集まっています。頭が下がる思いです。元社員の独立・成功の裏には、このような努力があったのかと改めて知らされました。心よりおめでとうございますと申し上げます。また、このショールームを開放して、HABITAの経営方針の1つである、「世界から良いものを」に協力するということも言って頂きました。HABITAに参加する工務店が東京組みのショールームを使えるということです。スタートしたばかりのMISAWA・INTERNATIONALにとってはこんなに有難い話はありません。大手住宅会社に優る建材設備を活用できることになったわけですから。一度ご覧になってみてください。元社員の「東京の家」「世田谷の家」に感謝しつつ今日はここまで!

2007年06月15日

HABITA千葉県スタート

昨日千葉県内の提携工務店4社の顔あわせを行い、HABITAが正式スタート致しました。なのはなハウジングさんはシー・エス・ランバーさんの子会社で、主に分譲住宅の施工を多く手がけてこられました。これからは『自社ブランド』で新たに挑戦してみたいとのことでHABITAに参加されるようです。

堀江建設工業さんは木材業の出身で、建設会社に発展した有力建設会社さんですが、堀江さんの近くに今年から大きな街づくりの計画があるようで、HABITAの採用が決まっていることから、お願いして参加頂きました。戦後、大手住宅の千葉の工事を一手に引き受けていた実績のある店です。

ヒラヤマホームさんは成田の老舗で、150年の歴史があるお店です。たくさんの資産をお持ちのお店ですが、現況の住宅産業を見たとき、色々な矛盾を感じておられました。HABITAの地産・地消、地域の活性化に感じるところがあったようで、参加して頂きました。大断面木構造で、1坪40万円で完成することも決意した大きな理由だとおっしゃっていました。別れ際に「三澤さんが頼りですよ」と言われ、身が引き締まる思いでした。 今日5社が千葉でスタートできたことは二世会の4社につづくHABITAのうれしい出来事であります。お互いの発展を誓い合いました。

2007年06月14日

HABITA提携一号店

どうしても『HABITA』第1号店で契約したいという会社が2社あります。飛騨高山にある、飛騨ハウジングさんと山口県にある時盛建設さんです。どちらも第1号店として契約をしたいと譲らなかったので、「それでは両社が1号店に」ということにしました。

時盛建設さんは以前より、ミサワホームの地元ディーラーをされていました。売上が50億程の山口県の優良建設会社ですが、近年は公共工事が減る一方なので、これからは住宅に重点を置くということです。先月の17日に、山口県で時盛建設さんと当社の業務提携の記者会見を行いました。テレビ局3社、新聞社5社の取材を受け、翌日放送されました。放送のポイントはもちろん200年住宅の内容ですが、特に地元林業、地元工場、地元工事店の活性化という点を大きく取り上げられました。記者から「なぜ山口県から始めるのです」と質問があったので、「明治維新は山口県からですから、住宅維新も山口からです」と申し上げました。

翌日の時盛建設さんのイベントでは、50組のお客様がご来場され、その中10組のお客様の契約が可能となりました。帰りに時盛社長に空港まで送って頂き、その際時盛社長の車を私が見送りましたところ、車のナンバーが330(みさわ)になっていることに驚きました。ここでも人の縁を感じた瞬間でした。ありがたいことだと思います。その後、時盛建設さんは順調に営業が推移していると伺っています。飛騨ハウジングさんについては、分譲地を用意され、近くイベントを行う予定です。

2007年06月13日

いちから始めます。

今年の年賀状に『HABITA』という住宅を「いちから始めます」と出しました。さっそくお取引先の方々からそれはどのようなものかとお問い合わせがあり、試作をご案内しました。一番初めに問い合わせがあったのは、ミサワホーム創業以来、工事を担当して頂いた、新潟(私の故郷です)の工務店の方々でした。

新年早々、内田建設、高政工務店、クワコー、丸多喜建設の二世会の皆様にお集まり頂き、状況を説明しました。二世会は、工務店の二世が、土曜日の午前中に時折勉強会を開いていました。工事関係だけではなく、様々な社会勉強をした仲です。その方々から、「『HABITA』を本格的に始めるのであれば、協力したい」とおっしゃって頂きました。先代から数えると40年来の付き合いになりますので、人の縁に感謝しつつ、現在、その方々と提携の話を進めています。今月中にまとまります。

2007年06月12日

石の上にも3年

「石の上にも3年」とよく言ったものだと思っています。私がミサワホームを辞めて3年になります。近頃色々な事柄が形になってきました。

まず中国のM-WPC事業は前回ご報告した通りです。そしてこのたび、株式会社home design projectとMISAWA・INTERNATIONAL株式会社は8月1日に合併することになりました。商品名「HABITA」という住宅を発売いたします。

「HABITA」はMISAWA・INTERNATIONAL株式会社が中心となり財団法人住宅都市工学研究所、財団法人国際メディア研究財団の協力を得て開発してまいりました。新たなビジネスモデルは地域工務店と地域林業と地域の工場が生み出す住宅です。お客様に複雑な組織で商品を届けるのではありませんので、大手住宅会社の商品と比べて30%安くなってきます。地産地消ということです。木材は本来生まれたところで使われると強いのです。乾燥材による集成材で大断面木構造としました。200年の耐久住宅を目指します。物と心、つまり文明と文化を両立させた住宅です。5次にわたる試作も終わり、発売が近づいています。今までの知り合い、お取引先より紹介があり、すでに210社の方々と提携工務店として打合せをし、内定した30社の方々と会食をし、新規事業の祝杯をあげています。ご提携頂いた工務店、工場を次回よりご紹介致します。

好きな住宅の仕事が再び出来て幸せです。3年後、最年長上場社長をめざします。
(ミサワホームの上場時は最年少社長でした)私が執筆した「200年住宅を一緒に」という小冊子が出来ています。ご希望の方にお届け致します。

2007年06月11日

世界から良いものを!

皆さん、お久しぶりです。
4月よりブログを休んでおりました。すみませんでした。

私は今、北京発東京行きの飛行機の中に居ます。今回の出張は北京でシンポジウムを開くことと、中国でのM-WPC事業を最終的にまとめるためです。中国でのシンポジウムのテーマは「地球環境・住宅の工業化・モジュール化」です。私が理事長をしている財団法人住宅都市工学研究所が主催して行いました。

ご参加頂いたスピーカ-の先生方はアメリカから1名、ドイツから1名、中国から2名、日本から2名でした。どなたも実力ある、高名な方々で構成されました。私もスピーカーとして参加をし、今までの知識を踏まえて、地球環境と日本の工業化住宅の立場から30cmモジュールを主張してきました。世界標準のモジュールを30cmで統一することは、長年の願いです。日本の住宅に、「世界から良いものを!」が実現します。皆さん熱心に議論をされ、大変喜んで頂きました。もう一つご報告があります。

M-WPC(新素材)の事業を軌道に乗せることができました。ここ3年間で中国へ50回程赴き、上海にモデル工場を造り、北京事務所を立上げ、事業化を果たすべく行ってきました。ここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。まず会社のコーヒーカップが無くなりました。一週間後、会社のノートパソコンが全部無くなりました。そして半年後、工場の機械がごそっりとなくなりました。経験して学んだことは、我々日本人だけでは経営できないということでした。今回この中国のトラブルは解決できました。ところが、東京のミサワホームはマスコミ宛に「MISAWA・INTERNATIONAL株式会社はミサワホームと一切関係ない」という広告を出したいと申し入れをしたそうです。中国側のマスコミには事前に説明してありましたので、このミサワホームの申し入れを一切受け付けることはありませんでした。日中経済交流のよい流れの中、さらに温家宝総理が安倍総理と会い、地球環境に関する技術を日本から導入したいと発言したことと同時だったため、新聞社は「我々の紙面を金で買うのは怪しからん、日中協力の邪魔をするのか」と言い、追い返したということでした。話を元に戻します。

中国でM-WPCの工場を110箇所(6000トン/1箇所)つくります。その相手先を探していたのですが、今回幸い2社と条件が合い、その内の1社に絞ることになります。1社は世界ランキング25位の会社で、売上70兆円の巨大企業です。もう1社は国営企業で、売上4兆円の企業です。中国政府よりこの事業に480億円の資金の保証があり、どちらも中国でM-WPCを展開するに充分な企業です。董事長と何回も会って、互いに理解しあった成果です。これで中国でのM-WPCの事業は軌道に乗せることが出来ました。中国政府の高官が私の事に気を配って頂いた様で、当社の文車中国代表に「地位と金は失うことがあるけれど、知識は奪われない」とわざわざ伝えに来てくれました。私はそれを聞いて目頭が熱くなりました。今回の出張で色々なことが解決し、これで心おきなく「HABITA」ブランドに専念できます。

以上報告まで
6月10日 機内にて PM9:00

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