世界から良いものを!
皆さん、お久しぶりです。
4月よりブログを休んでおりました。すみませんでした。
私は今、北京発東京行きの飛行機の中に居ます。今回の出張は北京でシンポジウムを開くことと、中国でのM-WPC事業を最終的にまとめるためです。中国でのシンポジウムのテーマは「地球環境・住宅の工業化・モジュール化」です。私が理事長をしている財団法人住宅都市工学研究所が主催して行いました。
ご参加頂いたスピーカ-の先生方はアメリカから1名、ドイツから1名、中国から2名、日本から2名でした。どなたも実力ある、高名な方々で構成されました。私もスピーカーとして参加をし、今までの知識を踏まえて、地球環境と日本の工業化住宅の立場から30cmモジュールを主張してきました。世界標準のモジュールを30cmで統一することは、長年の願いです。日本の住宅に、「世界から良いものを!」が実現します。皆さん熱心に議論をされ、大変喜んで頂きました。もう一つご報告があります。
M-WPC(新素材)の事業を軌道に乗せることができました。ここ3年間で中国へ50回程赴き、上海にモデル工場を造り、北京事務所を立上げ、事業化を果たすべく行ってきました。ここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。まず会社のコーヒーカップが無くなりました。一週間後、会社のノートパソコンが全部無くなりました。そして半年後、工場の機械がごそっりとなくなりました。経験して学んだことは、我々日本人だけでは経営できないということでした。今回この中国のトラブルは解決できました。ところが、東京のミサワホームはマスコミ宛に「MISAWA・INTERNATIONAL株式会社はミサワホームと一切関係ない」という広告を出したいと申し入れをしたそうです。中国側のマスコミには事前に説明してありましたので、このミサワホームの申し入れを一切受け付けることはありませんでした。日中経済交流のよい流れの中、さらに温家宝総理が安倍総理と会い、地球環境に関する技術を日本から導入したいと発言したことと同時だったため、新聞社は「我々の紙面を金で買うのは怪しからん、日中協力の邪魔をするのか」と言い、追い返したということでした。話を元に戻します。
中国でM-WPCの工場を110箇所(6000トン/1箇所)つくります。その相手先を探していたのですが、今回幸い2社と条件が合い、その内の1社に絞ることになります。1社は世界ランキング25位の会社で、売上70兆円の巨大企業です。もう1社は国営企業で、売上4兆円の企業です。中国政府よりこの事業に480億円の資金の保証があり、どちらも中国でM-WPCを展開するに充分な企業です。董事長と何回も会って、互いに理解しあった成果です。これで中国でのM-WPCの事業は軌道に乗せることが出来ました。中国政府の高官が私の事に気を配って頂いた様で、当社の文車中国代表に「地位と金は失うことがあるけれど、知識は奪われない」とわざわざ伝えに来てくれました。私はそれを聞いて目頭が熱くなりました。今回の出張で色々なことが解決し、これで心おきなく「HABITA」ブランドに専念できます。
以上報告まで
6月10日 機内にて PM9:00