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HABITAは、MISAWA internationalの大断面木構造住宅の新ブランドです。新しい200年住宅の時代を作ります。



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HABITAの8つの仕掛け  4.世界標準の提言

HABITAは世界標準の住まいを目指します。これからの住まいづくりを考えるうえで無視できないのが国際的な視点だからです。地球環境の対応はその第一です。資源、公害、温暖化に対応しなければいけません。世界が認める省資源、省エネルギーのサスティナブルな住まいへの取り組みを加速していきます。国産材の活用もその一環です。住環境をいかに整備し、美しい街並みをいかにつくり出すかも、国際的な視野で学んでいます。

戦後、日本は高度経済成長のもと、自然を壊し、国土を削り、景観を無視した街づくりを行ってきました。美しい日本の街づくりをいまこそ欧米に学ぶべきなのです。欧米の街づくり計画の手法であるランドプランニングも参考になるでしょう。自然の地形や環境をいかした美しい街並みづくりは、居住環境の世界標準を目指すなかでの大きな課題です。国際的な視点での住宅建築の合理化、効率化を図るためモジュール(基準寸法)の世界標準の実現も大きなテーマです。現在、モジュールの国際規格はありません。世界中が思い思いの寸法で住宅建築を行っており、わが国でもモジュールは乱立しています。ヨーロッパ、アメリカの住宅建築モジュールもメーター、インチなど入り乱れています。モジュールに合わせて建材や部品がつくられていないので、木材をはじめ資源の無駄は計りしれないものがあります。

経産省は考え方の基準として1モジュールを10cmとする案を出しています。これはISO基準とも合致しています。だが、実際にはこの10cmモジュールもゴーサインが出ているわけではありません。他の産業界が市場の国際化のもと、規格・基準の国際標準化が大きく進展しているとき、住宅産業界だけが遅れているのです。とくに、わが国の住宅価格が諸外国に比べて割高であることが指摘されている現状ではなおさらです。空調機器の場合、モジュールの国際標準が実現すれば、30%のコスト引き下げが可能とも言われています。6月、中国でアメリカ、ドイツ、日本が参加してモジュールのシンポジウムを開きました。財団法人住宅都市工学研究所(理事長・三澤千代治)主催です。中国は30cm、日本の尺は30cm3mm、インチは30cm5mmです。モジュールの国際標準が住宅市場のほぼ50%を占める中国に合わせられたとしたら、その価格引き下げメリットはきわめて大きなものがあります。

これまでモジュールの国際標準化は、もっぱら諸外国から日本市場への参入の障壁になるとの視点から論じられていましたが、今はその様相を大きく変えてきています。わが国のメーカーが海外市場に参入するとき、海外諸国のモジュールが統一されているということは大量生産による低コストでの供給が可能となり、企業として活躍できる道が拓けるということであります。それが進めば地球という1つの世界の中で、人的資源、物的資源、気候風土に応じての国別の役割分担ができてくるだろうと思います。安くて、良いものがあれば世界中のどこからでも輸入できる時代です。日本で、どんなにがんばってもコストを含めて太刀打ちできないモノというのが世界にはあります。堅い木材で出来た北欧の家具、肉食のヨーロッパの国々の皮製品、ドイツの金物、イタリアのデザイン、オーストラリアのレンガ、中国のガラスと石等々。国際分業です。国それぞれが役割分担を決めればいい。日本などはさしずめ、高度な先端科学技術を担っていいのではないでしょうか。その国際分業のためにも規格の統一が必要なのです。

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