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福田康夫候補の演説

福田康夫候補の演説を一部抜粋致しました。200年住宅のことに言及されています。

自民党党首 総裁選挙 福田康夫候補 所見

私は、このたびの自由民主党総裁選挙に立候補をいたしました、福田康夫でございます。このたびの突然の選挙にあたりまして、この選挙に至る経緯等を考えまして、皆さま方、党所属国会議員の先生方、そして党員・党友の皆さま、そして広くは多くの国民の皆さま方に、心から謝罪をしなければいけない。そのような状況のなかで、急きょ、総裁選が行われるということになりまして、私も立候補することを決意いたしましたけれども、わずか4日しかないという中で、ここまで至ったわけであります。私も、政見を十分準備したという状況ではございませんけれども、しかし私の所信の一端を皆さま方に聞いていただき、そしてご判断を願いたいと思っておるところでございます。

今の時代というのは、いろいろな問題があります。そして、その問題、一つ一つを着実に解決していかないと、この日本、そしていま自民党に持たれているこの皆さま方の不信、国民の不信というものは、解決していかないのではないかと思っております。

日本は幸いにして、環境のことで申し上げれば、技術的には先進国であります。世界をリードできる国であります。その日本が、そのような働きかけを世界にしなければ、われわれは怠慢の謗りを免れない。その結果何が起こるか。お互いに資源と環境悪化のことについて競争、ケンカを始めなければいけないということを、私どもはやはり考えなければいけない。

そのようなことを考えて、そういうことを達成できるためにどういうことをしていくのか、いろいろな方策があります。私は自民党の中で、「200年住宅」というプランを提案いたしております。そして具体化をするための制度を組み立てておるところでございますけれども、この200年住宅というのは、いま現在たった30年しか持たない、新築して壊すまで30年という、この無駄遣いをやめて、欧米並みに50年、70年80年というように寿命を長くしていく。そのことによって、資源を節約し、そこから出てくる廃材を少なくする。環境のためにそういうことをしていく。また、30年の家が200年持てば、コストも安くなります。国民負担が住宅については格段に小さくなるということも、私どもは考えながら、将来の国民負担が増える要素が多い中で、少しでも国民負担を減らすことを考えていかなければいけない。国民負担、環境の問題、両面を考えて、われわれはこういうようなことを具体的にひとつひとつ積上げていく。その結果、できる社会が「ストック型の社会」であります。要するに、つくったものは次の世代でも使ってもらいましょう。その次の世代でも使ってもらいましょう。そういう考え方をこれからは取り入れていかなければいけない時代になったのだと、そういうことを提案するのが自民党であり、それを実行するのが自民党だと思っております。

私は「自立と共生」という言葉を改革の理念にしたいと思います。自立は、地方も自立、都市も自立。共生は、「共に支え合う」という共生。地方と都市は、お互いに話し合って、そしてお互いに共生することを考える。共存社会なんですね、お互いに。国際社会でも同じようなことがいえると思います。国際社会では、日本は自立します。しかし、日本だけでは生きていけません。やはり、国際社会の中で共生をしていくという精神が必要なのです。そのようなことを私は改革の中心に据えて、政策の課題として取り上げていきたいと思っております。

そういうことを考えながら、私はもし、総裁という立場を頂けるのであれば、そういう観点から強力な政策立案、そして実行をしてまいります。そして同時に、お金の問題を一切問われないようにするということは、心構えとして大事だというふうに思っておりますので、そういう提案もしてまいりたいと思っております。どうか、皆さま方によろしくお願いを申し上げまして、私の所信の表明とさせていただきます。大変ありがとうございました。

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