地産・地消
本来、県内材を使って家を建てることが理想ですが、東京のように材料が少ないところもあります。専門家によると、木材の移動は緯度1度(110キロ)までが理想といわれているので、この原則をもとに木材を供給したいと考えています。しかしながら、現状の木材業界では「産地」というものがなくなりつつあります。残念なことに木材の優良ブランドである奈良県・吉野産と謳われた杉の中には、東北・九州・四国産のものが混ざっている場合もあります。建築現場に届いたときにはあたかも吉野産のように受け止められますが、牛やフグなどといった一部の農産物・海産物同様、「産地詐称」が行なわれているのです。また、それにかかる輸送費がエンドユーザーであるお客様の負担になっていることも事実です。
販売建設個数を考えると、各県に工場を設けることはひとまず先にして、12の気候・風土に合わせた15の工場を全国各地で稼動させる計画を進めています。各気候ブロックにひとつの工場があるとお考え下さい。
林野庁の仕事でありますが、行政の対応を待っていては時間がかかりますので、HABITAでは着実に原則論を積み重ねていきたいと考えています。
ここ最近では『地産・地消』という意味で、『地材・地建』という言葉もあります。
