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日光の杉並木復元

先日、栃木県にお住まいのNPO会長から日光の杉並木が復元しているという、うれしい話を伺いました。

20年前、世界最長の杉並木としてギネスブックにも登録されている、日光杉並木を見にいきました。ところが、その時に見た杉並木は無残にも枯れており、なんとも醜い歯抜け状態になっていました。私はその光景に心を痛め、なんとか復元できないものかと、栃木県の渡辺知事にお会いし、自分なりのアイデアを申し上げました。それはオーナー制度といって、まだ枯れていない大きく育った杉の木を個人や企業に売却し、その利益で並木を再生させたらどうかというものです。一本100万円から1000万円ほどで売却し、50億円ほど集められたらどうかと提案しました。渡辺知事はさっそく賛同者を募り、おかげで全ての並木を売却することが出来ました。その資金で新しい苗木を購入し、歯抜けの部分に植えました。

オーナー制度では、所有者になっても木が枯れるまで持ち帰ることはできません。木の寿命を考えますと、購入者はもちろん、子や孫の代になっても手に入らないかもしれません。
ですが、自分の子孫が暮らす未来にも、この杉並木を残したいという方がまだまだいらしたことに、私は人間の温かさ感じました。杉並木の保護と同様に、私たちの身の回りでもこうした制度を取り入れてもよいのかもしれません。私も近いうちに、綺麗にそろった杉並木を見に行きたいと思います。渡辺知事やオーナーの皆さまには感謝申し上げます。

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