MISAWA international

HABITAは、MISAWA internationalの大断面木構造住宅の新ブランドです。新しい200年住宅の時代を作ります。



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2008年03月31日

初年度黒字決算

ミサワインターナショナルの創業から4年が経ちました。3年間は中国を初めとする海外の住宅調査に費やし、HABITA普及のため、国内外の古民家や木材について研究をしてきました。石の上にも3年とはよくいったもので、ようやく芽がでてきたようです。

本日で提携企業が102社となり、徐々にモデル建設が増えてきました。分譲も始まっています。おかげ様で今年度は黒字決算となり、(HABITAを正式にスタートした今年度をあえて初年度とすると)初年度で株式公開をする基盤が作れたことになります。

先日、役員の第三者割当増資と社員のストックオプション制度を導入し、株式公開に向けての第一歩を踏み出しました。今後は取引先関係者の方にも株主になっていただけるよう、努めたいと思います。

来年度は提携企業250社を目指します。国交省の超長期優良住宅先導的モデル事業も創設されることから、HABITAがさらに普及すると期待しています。

今年1年お世話になりました。

2008年03月29日

70歳の決意

今日70歳になりました。
周りからは「若いですね」と冷やかされます。

建築家の丹下健三さん、村野藤吾さん、白井晟一さんはいずれも70歳を過ぎてから活躍されました。
中でも哲学的な建築家と称される白井晟一さんは、70歳を過ぎてから数多くの作品を手がけられ、その数は70歳までの作品とほぼ同じです。それどころか70歳以前の作品は不具合も多くみられると聞きたことがあります。

建築や住宅に関わる仕事は才能だけでなく、経験が必要なのだと思います。
私は70歳にして改めて良い仕事をしたいと思っています。

幸い私の家計は長寿です。祖父・父共に93歳まで生き、母は今年で95歳ですが、ありがたいことにいまだ健在で、毎日日記をつけています。
俗に、両親の平均寿命に5歳プラスしたものが本人の寿命と言われています。
すると私は100歳まで生きるということになります。

私にとって仕事とは趣味も兼ねています。忙しければ忙しいほど楽しく、うれしいのです。
悔いのないよう住宅一筋で頑張ります。

2008年03月27日

HABITAモデル展示とCI(corporate identity)

耐久性の長い家は構造体がしっかりしていることはもちろんのこと、デザインが美しいことも大切な要素だと思います。皆さんがご存知の桂離宮が、400年経った今でも残っているのは、その美しさ故に皆から大切にされているからです。現在の日本の建築家で、あのような美しい建物を細部まで設計できる人はどのくらいいるのでしょうか。

現在、HABITAモデルが各地で建設されています。各提携企業の第1号モデルが出来上がれば、大きな注目を浴びることでしょう。その際、私が一番恐れていることは、十分に検討されないまま、そのモデルが人の目に触れてしまうということです。もちろん、提携企業では十分な検討をされていると思いますが、モデルはHABITAのイメージを左右する最も重要なものです。ミサワインターナショナルでも十分に検討させて頂きたいと思います。

昨年10月のHABITAスタート以来、カタログ、モデル、雑誌・新聞、広告など様々な媒体に取り上げて頂き、徐々にHABITAのイメージが定着してきました。最近では各提携店企業が独自に広告をする機会が増え、新聞・雑誌に掲載されています。

そこで提携企業の方々にお願いですが、くれぐれもHABITAのイメージを大切にして頂きたいのです。イメージを定着させるのには時間がかかりますが、壊れる時は一瞬です。提携企業の方々がこれから出される広告や印刷物は、全てミサワインターナショナルの了解を得て頂きたいと思います。

HABITAはゼロからのスタートですので、素晴らしいイメージを作り上げられるか否かは今後の私たちの努力次第です。HABITAでは広告原稿のみならず、看板ロゴ、便箋に至るまで「CI」を大切にしていきます。

2008年03月26日

逆風満帆2

朝日新聞土曜版「be」で上・中・下と3週に渡り私の記事が掲載されました。

記事を書いた山田さんは、テレビ、ニュースにも数多く出演している方です。最近「安倍首相の公設秘書らが日興コーディアル証券の上場維持に関与した」という主旨の発言をし、公設秘書らから損害賠償を求める裁判を起こされましたが、頑としてご自分の意思を通された方です。(2008年2月和解が成立)

今回の記事はトヨタ自動車によるミサワホーム買収経緯が書かれています。それに加え私の近況を取材されたいとのことでしたので、HABITAの「地産・地消」というテーマをよりよく理解していただくため、神戸の千年屋、鹿児島の山林、淡路の瓦屋をご案内しました。

山田さんは仕事に対して大変厳しい姿勢をおとりになる方だと思いました。

私がインタビューの中で「試作第1号住宅は7.5坪の自宅でした」と話したところ、まず間取りを聞かれました。その図面を見て、台所がない家はおかしいとおっしゃるのです。

その住宅第1号は実家の離れにあり、食事は実家でとっていたので台所は造らなかったのです。そう説明したところ納得していただきましたが、どんなに小さな話でも、話を鵜呑みにすることなく、裏を取り、矛盾があれば即座に突っ込んでくる山田さんに、私はこの人はやはりすごい人だと感銘を受けました。
記事の内容も4年間にわたる複雑な事柄を限られた字数で正確に、またわかりやすくまとめられていました。

3月8日 上
・ 書き出しは初釜で福田首相との200年住宅に関するやりとり
・ ミサワホームがゴルフ場の建設を行ったこと
・ UFJ銀行との関係
・ 銀行が社員を自殺に追い込んだこと

3月15日 中
・ トヨタの依頼を正式に断ったこと
・ ミサワホーム社員がファンドを立上げ、会社を守ろうとしたこと
・ ミサワホーム産業再生機構入りを狙った奥田元経団連会長が何をしたか
・ 竹中元大臣との関係

3月22日 下
・ 29歳で起業
・ 48年業界トップに
・ 住宅業界の問題点
・ HABITAの展望

2008年03月25日

逆風満帆

古い友人で俳優の加山雄三さんと大阪北ロータリークラブ会長の荒井敬一郎さんがいます。
2人の趣味はヨットです。ヨットについて面白い話をきいたことがあります。

ヨットは風に押されて走るのだと思っていましたが、どうやら風上に向かっても走るらしいのです。信じがたい話で最初は疑っていましたが、詳しく話を聞くと、風に向かって帆を45度に立てると風に押されるのではなく、右の方向へ進みます。また帆を反対にし、同じく45度に立てると今度は左の方向へ進みます。つまり右45度、左45度を繰り返して行けば風上に向かって進むことができるのです。正に逆風満帆です。

風上へは左右ジグザグと進むので風に押されるよりははるかに時間はかかりますが、その苦労が多いだけに目的地までたどり着いたときの感動もひとしおなのでしょう。また、目的地によっては遠回りをしなければたどり着けないところもあるかもしれません。そういった意味を込めて、朝日新聞土曜日版「be」の「逆風満帆」はつけられたのではないかと思っています。

2008年03月24日

大工さんが喜ぶHABITA

現在、東京で建築中のHABITAの現場で、大工さんがこんな話を言っていました。「長年2×4でやってきたが、何か自分の中で物足りなさを感じていた。今回HABITAを建てることができ、これこそが自分のやりたかった仕事だとわかった」と。

2×4工法はアメリカからきた工法なので、日本の伝統的な工法を身につけた、腕のある職人さんからしてみたら、少々役不足だったのでしょう。日々コンプレックスを感じていたともおっしゃっていました。

このたびHABITAを施工することで、ようやく日本の伝統的な建物に関わることができたと、大工さんたちにも喜んでいただきました。またこのHABITAの家は長年2×4工法をされていた左官屋さんのご長男が、ご自分の為に建てられているということで、HABITAは左官屋さんにも認められたということになります。職人から歓迎されるHABITAにとって、明るい展望となりました。

2008年03月21日

国土交通省モデル事業について

先日もお伝えしたように、国土交通省では長期優良住宅の普及にあたり、民間の知恵を募集することを予定しています。

そのモデル事業には、平成20年度予算として、約130億円の国費が見込まれています。具体的には超長期住宅の基本性能の確保や先導的提案、普及にむけてかかる費用が、1戸あたり約300万円かかるものとして、その3分の2に相当する約200万円を国が補助しようとする計画です。

過去に国が行った優良住宅の施策として、「ハウス55」、「センチュリーハウジングシステム」などがありましたが、いずれも予算が小額だったため普及には至りませんでした。今回の国交省の事業には思い切った予算処置がされており、HABITAでも期待をしています。

アメリカのサブプライム問題で、世界同時不況となっている今、今後仮に世界の経済が持ち直したとしても、円高による輸出競争で疲れ切った日本には、他の国に対抗する経済力は期待できないでしょう。
つまり、今日本に必要なのは内需拡大です。200年住宅には、資源の有効利用だけでなく、住宅ローンを軽減することで個人の生活も豊かになり、内需拡大に大きな意味があると思います。

2008年03月19日

国土交通省200年住宅認定について

国交省での200年住宅の正式名称は「長期優良住宅」といいます。「長期優良住宅の普及の促進に関する法律案」が2月26日付けで閣議決定され、国会に提出されました。

国交省ではこの法律と併せ、「超長期住宅先導的モデル事業」を創設し、一般から先導的な材料・技術・システムなどを募集して普及・啓発をはかる予定です。さらに、住宅ローンのしくみ、住環境と言われる、植栽計画やインフラ整備、ランドプランニングなどの知恵を民間から集め、参考にするそうです。

HABITAとしては国内外の古民家を中心に、できるだけの多くの提案をしていきたいと考えています。HABITAは業界で2年早く200年住宅をスタートしているので、長期優良住宅のモデルを先導的に提案していきたいと思っています。

2008年03月18日

屋根瓦と200年住宅

200年住宅にとって相応しい屋根材は何なのか、いまだ試行錯誤しています。200年住宅の屋根として考えた場合、石綿スレート(コロニアル)やガルバリウム鋼板の他も考えられます。

そこで今注目しているのは、日本の伝統的な瓦です。以前淡路協同組合の方々とお話をさせて頂き、瓦こそが200年住宅に相応しいということになりました。この度愛知県陶器瓦工業組合の杉浦様とお話をさせていただくことができ、さらに瓦について理解を深めることが出来ました。次回は島根の石州瓦を見させていただくことになっています。

また、もうひとつの方法として、HABITA東京組さんでは中国の石を使用することを実施検討しています。瓦も石も石綿スレートと同等の価格で使えるのであればそれに越したことはありません。住宅都市工学研究所と連携してさらに瓦の耐久性について研究を進めたいと思います。

2008年03月17日

HABITAエダ住宅 社内研修会開催

3月16日(日)に、HABITAエダ住宅の社内研修会にMISAWA・internationalの石川と北川が参加し、「HABITA」についてお話ししました。

研修後、「今回の研修によって、社員・設計事務所・工事協力会社のHABITAへの理解が一層深まり、事業目標も明確になった」との、ご感想をいただきました。

2008年03月16日

「HABITA200年住宅」が大手住宅メーカーにコンペで勝つ

静岡県富士市区画整理課と神戸区画整理組合主催の区画整理保留地のコンペに、HABITA静岡第一建設さんが参加しました。同コンペには、積水ハウス、大和ハウスも応募しました。その結果、唯一地元企業である第一建設さんが選出されました。

同社は、「HABITA200年住宅」の基本理念:耐久性・耐震性と可変性を可能にするSI(スケルトン・インフィル)分離方式、地球環境への配慮、住み手の五感を重視する木構造体等を基本概念とする、「200年住宅-富士神戸の町」の提案を行いました。

同市では、今後の富士市200年住宅の街づくりを進めていく予定で、今回のプロジェクトが良い前例になると期待しています。

2008年03月10日

オーナーズクラブ21講演会

元ミサワホーム近畿の社長笹田氏が主催している、異業種交流会「オーナーズクラブ21」が大阪で講演会を開催され、本日講演をしてきました。

工務店様を中心とした約20社が参加をされていました。すでに提携している企業5社も参加され、和やかな雰囲気の中、長期優良住宅に対する国交省の支援策について話をさせていただきました。HABITAの興味をもたれた方々と夜遅くまで懇親会を行いました。

それにしても、会社を辞めた後でも人が集まる笹田さんの魅力は大したものだと思います。人生はそうであるべきですが、並みにできることではありません。

2008年03月08日

経営決断の早いディベロッパー

住宅新報社さんの講演会に出席していただいた、東京の高層住宅ディベロッパーの社長からお声がかかり、本日訪問しました。社長さんはモデルハウスをご覧になったわけでもなく、講演会で私の話を聞かれただけで、HABITAへの参加を決められました。長寿命住宅に魅力を感じたからだそうです。

また「前から良く知っている三澤さんと一緒にやりたい」さらに「友人が同じような仕事をしているので紹介したい」ともおっしゃっていただき、日頃のお付き合いの大切さを改めて感じました。

現在、当社では山田建設さんとタイアップをして分譲事業を行っております。山武市の150区画の土地に現在建設中です。今回ご決断いただいたディベロッパーさんとも、同じく分譲事業を行っていくことになると思います。ディベロッパーの方々が素晴らしいのは経営決断が早いといことでした。

2008年03月06日

住宅新報社講演

住宅新報社さんは不動産に関する権威ある業界紙を発行されている会社です。
本日、講演をさせていただきました。

住宅新報社さんと古くから親交のある20名の方にご参加いただきました。出席者の方々とは、私も以前から親しくさせていただいておりましたが、改めてHABITAをスタートした経緯や、世界や日本の古民家のこと、また地球環境について話をさせていただきました。

参加されたディベロッパー、特に高層住宅建設に携っていらっしゃる企業の方は、昨今の建設費の高騰や、事業の回転が遅いことを鑑み、今後は大規模な街づくり、また戸建住宅の分譲を始めたいとおっしゃっていました。

出席者の方々とは古くから親しくさせていただいたので、講演会といっても友人同士の集まりのような和やかな雰囲気です。もちろん、中には厳しい質問をする方もいらっしゃいましたが、楽しい時間を過ごすことができました。中には「HABITAは良い仲間を紹介してやるよ、うちでも勿論やるよ」と即決していただいた社長もいらっしゃり、うれしいひと時でした。住宅新報社さんありがとうございます。

2008年03月04日

日経ホームビルダー講演会

本日ビックサイトで日経ホームビルダー主催の講演会が行われ、総勢150名の会員の方に参加していただきました。参加された方々が提携店の対象会社ではなく、大手のハウスメーカー、建材メーカー、設備メーカーの方々だったことに少々驚きましたが、皆さま熱心に話を聞いて頂きました。

私は、この度のHABITA推進にあたり、建築費の分析をしています。各メーカーは構造体にいくらかけていると思いますか?お客様は構造体には全体の3-4割の費用がかけられていると思うでしょうが、それは違います。実態はなんと全体の約1割程度の費用しか構造体にかけていません。特にひどいメーカーはサッシュやシステムキッチンの価格と同じ150万程度です。ひどい話だと思いませんか?

HABITAでは約2倍の構造体を使用しています。長期優良住宅を成功させるには、革新が必要だと思うからです。昨今の住宅業界では、仕上材や設備など見えるところばかりに金をかけ、見栄えを重視し、耐久性が決まる一番大切な構造体には手抜きをしているのが実態です。

日本の法律では、見積りの内容が正しくなくても通るようになっており(建設業法20条)、たとえお客様を裏切っても罪にはなりません。アメリカと全く違う点です。そろそろ日本でも改めるべき時が来ていると私は思います。

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