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HABITAは、MISAWA internationalの大断面木構造住宅の新ブランドです。新しい200年住宅の時代を作ります。



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屋根瓦と200年住宅

200年住宅にとって相応しい屋根材は何なのか、いまだ試行錯誤しています。200年住宅の屋根として考えた場合、石綿スレート(コロニアル)やガルバリウム鋼板の他も考えられます。

そこで今注目しているのは、日本の伝統的な瓦です。以前淡路協同組合の方々とお話をさせて頂き、瓦こそが200年住宅に相応しいということになりました。この度愛知県陶器瓦工業組合の杉浦様とお話をさせていただくことができ、さらに瓦について理解を深めることが出来ました。次回は島根の石州瓦を見させていただくことになっています。

また、もうひとつの方法として、HABITA東京組さんでは中国の石を使用することを実施検討しています。瓦も石も石綿スレートと同等の価格で使えるのであればそれに越したことはありません。住宅都市工学研究所と連携してさらに瓦の耐久性について研究を進めたいと思います。

コメント

今度HABITAで家を建てる予定です。工務店さんから提示されているプランは、屋根がコロニアルとなっており、それがHABITAとして適応しているのか正直ずっと気になっていました。このblogで書かれている瓦について短期的(耐久性と価格がHABITAに相応するのか)に結論は出ませんか?

ご返答遅くなりました。

長い年月のことを考えますと、重い瓦を葺きかえることもありえます。そのためHABITAでは、構造設計はスレートや鋼板で葺いても、瓦を載せた時のことを考え、計算しております。

瓦の方がスレートより長持ちすると思います。スレートは30-35年程、瓦は50-100年程です。いずれにせよ200年の内に葺きかえることになります。

瓦は日本の国土に合った地産・地消の建材で優れたものだと思っています。

瓦がお好みであれば、費用がかかっても、瓦で葺いてはいかがでしょうか?

突然の書込み、失礼いたします。
私は、瓦産地三州で鬼瓦の製造に携わっている「鬼師」です。ミサワ様の200年住宅のお話は、業界筋からも耳にしており「粘土瓦」にも非常に興味を持っておられるという事をお聞きしました。淡路産地の皆様もおっしゃってみえるように、私も200年自宅にふさわしい屋根材は「いぶし瓦」が適切ではないかと思います。

仕事柄、古いお寺から降ろしてきた鬼瓦を、復元したり修理したりすることが度々あります。今までに修復した鬼瓦には一番古いもので300年近く前のものがありますが、屋根から降ろしてくる直前まで、現役で務めを果たしていたのです。当然、かなり風化はしていましたが、長年に亘って風雨にさらされ家を守り続けてきたことを想像すると感動すら覚えました。造った職人の技術も然りですが、瓦の元来の素材の良さにも寄与すると思います。
天然の粘土を成型し釉薬等を一切使わず1100℃以上の高温で焼き締められれた瓦は「燻し」という工程を施すことで、日本固有の「いぶし銀」の瓦になります。表面を炭素皮膜でコーティングしてあるわけです。炭素素材であれば水質の浄化効果もあるでしょうし、原料が天然の粘土のみゆえ、後々のリサイクルにおいても有効利用の可能性も広がるかと思います。

私が最近一番強く感じるのは、資源は無限ではないのですから、本物を見極める目を養い、長く大切に使ってほしいということです。
ある外国人の言葉ですが、「日本家屋の贅沢さを知らないのは日本人だけです」という一言に気付かされました。利便性だけを追求した使い捨ての時代は過ぎ去りました。大袈裟な表現かもしれませんが、日本人はもっと自分の国の伝統、文化に興味、誇りを持たなければ、将来の方向性をも見失ってしまいそうな気がしてなりません。
姿勢を正すのは、まず身形からと言います。癒しという意味も含め「いぶし瓦」の200年住宅はその第一歩かと感じます。

三州鬼師様

貴重なご意見ありがとうございます。
今後の参考にさせていただきます。
また、お時間があるときにでも当社へお立ち寄りください。

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