1人から上場へ3
1年目
3 株式公開するにあたって特に大切なこと
株式公開にあたり大切なことが2つあります。
まずは時間です。限られた実績の中から確実に業績を上げなければなりません。福澤 諭吉の言葉に「今日も生涯の一日なり」というのがあるように、一日一日を大切に過ごすことが大切です。「今日はこれくらいでいいだろう」とか、「明日は一日休もう」という考えが浮かびがちですが、株式公開を5年で達成しようとするなら、5年間は1日も休みはないと思ってください。
アメリカのベンチャー企業の勤務形態は、「役員は5年間無休、一日16時間勤務」が平均です。過去に私が立ち会った、15社の上場企業の経営者たちも同様の勤務形態でした。
従って家庭サービスは出来ないのが現実です家族の理解が得られるか、または独身でなければ難しいのかもしれません。
2つめは「失敗したら物乞いをするか泥棒をするか」という究極の選択を一度考えてみてください。
大抵の方は、どんなに落ちぶれても泥棒などするはずがないと思っているでしょう。
ですが、お金や物を盗むだけが泥棒ではありません。お客様に品質の悪い商品を売ったり、納期を守らなかったりするのは泥棒です。
株式公開を目指すにあたって、これくらいは許されるだろうということはありません。
「物乞いをするか泥棒をするか」あなたはどう思われますか?