MISAWA international

HABITAは、MISAWA internationalの大断面木構造住宅の新ブランドです。新しい200年住宅の時代を作ります。



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01

2008年05月31日

2代目から地域NO.1へ10

2年目

6 単独展示場をつくる

多くの方々は販売促進に苦心されていると思います。
そこでまず分譲地にモデルを1棟建てて展示場を開き、集客してください。

その展示場で10件ほどの契約を見込みます。
その後その展示場は希望者に売却してください。

このモデル展示場を年に4回ほど開催します。
チャンスを無駄にしないよう、事前に広告宣伝を行い、お客様への対応をしっかりしなければなりません。


7 別会社としての体制づくり

住宅をお客様に販売する際に、一方は木造住宅を勧め、もう一方ではHABITAを勧めるといったやり方には賛同できません。

お客様と住まいの関係は結婚のようなものです。お客様に、どちらでも良いから選んでとは言えません。お見合いの際にお姉さんと妹の2人を同時に紹介するようなものです。

そこで2年目は、今まで登録した商標権、営業体制等を現物出資して、子会社を造り、HABITAを推進することをお勧めします。
住宅は専業でないと成り立たない仕事です。


8 ショールームの開設

住宅会社はいわば、理想の住まいを先導する役割でなければなりません。
そのためにショールームの開設を進めてください。
以前の古臭い工務店の体制ではないということを内外にアピールするわけです。
ショールームに必要なツールは、ミサワインターで用意しています。開設にあたってのご質問はお気軽にご相談ください。
お手伝い致します。

2008年05月30日

2代目から地域NO.1へ9

2年目

5 堂々とやればよい

伊藤忠商事の創業者、伊藤忠兵衛さんの熱海の別荘に呼ばれたことがあります。
その際にこうおっしゃっていました。

「商人は腰を低くして頭を下げない」と。

これは、お客様に商品を買ってもらったからといって、商売人はペコペコ頭を下げなくてもよい。
お金と品物を等価交換するわけだから、もっと堂々としなさい。頭を下げないと格好がつかない場合は腰を落として自分を低く見せなさいということです。

なるほど、近江商人の心意気をよく表しています。
続いて頭を下げなければならないときは3回あると教えて頂きました。        
一つ目は契約が出来たときです。
このときは手先が床に着くまで深々と頭を下げろということでした。(近江商人の小僧は、お客様からチップを土間に投げて渡される習慣があり、お辞儀をしながら土間に落ちたチップを拾ったという話しでした)                         
お客様に向かい、社長自ら深々と頭を下げれば、お客様は「この会社はいい仕事をしてくれそうだ」と思うでしょう。
二つ目は自分が間違ったときです。これは頭を下げるしかありません。土間に手が届くまで頭を下げます。
人間は神様ではありませんので、失敗することも当然あります。その際にきちんと謝れるかどうかで人間の真価が問われます。
そして三つ目は別れ際だというのです。お客さまと別れる際に深々と頭を下げます。「今日はありがとうございました。お身体に気をつけて」という気持ちを込めて、床に指先が着くまで頭を下げる。たとえ物別れに終わったとしても、別れ際を丁寧にすることで、次に繋がるわけです。
別れ際の挨拶は、次に繋がるチャンスだと思います。

確かに、伊藤忠兵衛さんのおっしゃる通り商売人は堂々としなければなりません。
ただ、節目節目にきちんと頭を下げることは大切だと思います。
私は過去、あそこで頭を下げなかったら、会社は終わっていただろうという経験を何回かしてきました。ペコペコするのではなく、「堂々と頭を下げる」ことがいかに大切なことか身にしみています。
伊藤忠兵衛さんには他にも色々なことを教えていただきました。

2008年05月29日

2代目から地域NO.1へ8

2年目

3 社長は一番働く

社長は誰よりもたくさん仕事をしていることでしょう。それは仕方のないことです。
ただし、忙しいのは今のうちだけだと思いきや、上場会社になっても社長がやらなければならない仕事はたくさんあります。

私がミサワホームの社長時代は、「社長というのはゴミ箱みたいだ」と思ったことがあります。社内で誰もやらない仕事をやらなければならないのが社長です。
一言で言うと、社長は「後片付け」をさせられます。社員の仕事の後始末をするのも社長の仕事です。なんとも割に合わない仕事です。

社長は社員に働く後ろ姿を見せなければなりません。ですから朝一番早く会社に来て、一番遅く帰ることになります。                    


4 センスの良さを身につける

建築、住宅はどんなに頑丈なものを造ろうと、美しくなければ意味がありません。

美しくないものは捨てられてしまいます。美しいものは人々から大切にされます。
HABITAでは耐久性と美しさを兼ね備えた住宅を造っていきたいと思います。
そのために普段から美しいものに目を向けてください。

センスは美しいものを見ていると、自然と向上するものです。
美しいものとは華道や茶道などの日本伝統や、ファッション、自動車など色々あります。
ここだけの話ですが、提携企業さんにお邪魔して、あまりのセンスにショックを受けることが多くあります。
経営を良くするには、自らセンスを磨かなければならないと思います。

2008年05月28日

2代目から地域NO.1へ7

2年目

1 看板を活かす

2年度目は親しい取引先、設計事務所、職方の方、お客様、銀行を集め、HABITA宣言をしてください。
懇親会を開き、その場で発表するのが良いでしょう。
知名度のあるHABITAをいかに有効に活用していくかが、大きなポイントです。
そのため関係者にHABITAの事業の概要、意義、今後の方針を発表してください。
ミサワインターナショナルからも出席させて頂きます。私もできる限り出席したいと思っておりますので、お声を掛けてください。

2 古い正しいことを新しい方法でやる

地域密着展開を目指すHABITAとしては社歴の長い工務店さんは大変魅力に感じます。
古いことを否定して新しいことを始めようとすると、どこかで行き詰ってしまいます。
また新しいことを拒み、古いやり方に固執すればいつかは衰退していきます。
「古い正しいことを、新しい方法でやる」ことが、経営のあり方だと思っています。
また人生の生き方でもあると思います。
HABITAという新しい考え方と、長い社歴のある工務店さんが一緒になれば、一層魅力的な事業になると思います。

住宅産業研修財団理事会

松田妙子理事長が率いる住宅産業研修財団は、今日まで2×4の普及、住環境の提言、大工育成塾などを実施し、時代の一歩先を見据え、住宅業界をリードしてきました。

HABITAでも時折松田理事長の貴重なご意見をお伺いしております。
皆さまにお勧めしたい本が2冊あります。

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どちらも極めて貴重な図書です。是非ご覧下さい。

2008年05月27日

2代目から地域NO.1へ6

1年目
7 不動産会社と付き合う

不動産会社とのお付合いが少ないと、営業力がつきません。
不動産会社とうまく付合えるかは、今後の営業活動の最大の課題です。
不動産会社で土地を購入したお客様は、当然家を購入する予定です。
そのお客様を紹介してもらいます。大切にお付合いしてください。

反対に、土地を探しているというお客様を不動産会社を紹介することもできます。
設計事務所と同様、同じ地域内の不動産会社、最低10社とお付合いしてください。

地元不動産会社は長年地域密着を行っているので、その地域の相続が発生しているとか、土地をどう処分をしていくか、どういった方が家を建てようとしているのかという情報をたくさん持っています。
不動産会社とコミュニケーションをとっていることが極めて重要です。
不動産会社には週に一度は社長自ら顔を出してください。
営業担当者も通ったら必ずお茶をいただける様な関係を築きましょう。
手ぶらでお伺いするのも気が引けますから、『住まいの文化新聞』や『カタログ』を持参して話題にしてください。

3ヵ月ほどで成果が現れなかったら諦めてしまうことが多いのですが、1年間続けてみてください。成果は必ず現れます。1社につき年間1棟ですので、10社で10棟の受注が見込まれます。
東京あきる野市の提携企業さんは、不動産とお付合いをすることで、事業に成功しています。不動産20社と提携して年30棟前後の受注がくるそうです。売上は10億円ですが、

特筆すべきは利益です。年間経常利益1億円を上げています。
また東京世田谷の提携企業さんは200社の不動産会社と提携し年300棟、120億円の売上があります。
不動産会社と提携することで、地域NO.1になる可能性が見えてくるわけですから、ここはやはり社長自ら訪問すべきでしょう。社長自らが不動産会社の社長と親しくなることでさらに可能性が広がります。 夜のお付合い、ゴルフも時には良いのかもしれません。
(余計なことですが私は酒もゴルフも嗜みません)


8 時代の流れに逆らわない

世の中を生涯上手く渡りきるには時代の流れに逆らわないことだと思います。

地球環境が取り沙汰されている今、HABITAは時代の流れに合った仕事です。
時代の流れは急です。
無事に対岸に泳ぎ着くには、流れに逆らわずに流されながら泳ぐのが正しいのです。
流れに逆らって最短距離を泳ごうとすれば、流れに押し流されて事故の元になってしまいます。
流れに逆らって川上に向かって泳ごうとすると、命を落とすことになるでしょう。
私はHABITAは時代に合った住宅であると確信が持てました。

19年度は極めて意義のある一年でした。

岡山県 銘建工業さん生産打合せ

岡山県にある銘建工業さんは、日本最大の集成材工場として知られています。
外材で集成材を大量生産していますが、今後は国産材も扱っていくと伺い、今回工場にお邪魔いたしました。
岡山空港から工場にいく途中、びっしりと生い茂っている木々を見て、何故これが木材として加工されないのかと理解に苦しみます。
伺った工場は、設備環境が整っていました。
工場の電力は、廃材を燃やした際にでるエネルギーを活用し、余った電力を電力会社に売電しているそうです。
さらに木材チップをペレットにして家庭用のマントルピース(暖炉)の燃料にするという新たな事業も立ち上げ、順調な経営を続けられています。

銘建工業さんの事務所には、火災で燃えた柱と梁が展示してありました。
HABITAと同じ大断面です。表面が炭化していましたが、中の木材は無傷でした。
無理を言ってこれを譲っていただいたので、サロンに飾って置いておくことにしました。
実際に目で見てもらうことで、HABITAの大断面木構造、5寸角がもつ耐久性を理解していただける貴重な資料です。

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岡山の水耕栽培

岡山県に水耕栽培の開発をしている会社があります。
大規模な工場で、ありとあらゆる野菜を生産、出荷しています。
この工場では、先端技術を利用し効率よく水耕栽培ができています。日本一の技術です。HABITAの未来住宅に、この水耕栽培が利用できないものかとこの度話を伺いに行きました。
この水耕栽培を利用し、ベランダやテラスで野菜を栽培するといったものです。
詳しい技術は企業秘密ですので、会社名も伏せさせていただきます。
現在思考中ですので、7月半ば頃には皆さまにも公開できると思います。
帰りの飛行機時間の関係で、打合せの時間はあまり取れませんでしたが、実りのある打合せになったと思います。

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2008年05月26日

2代目から地域NO.1へ5

1年目

5 下請けからの脱出

工務店さんの中には、大手ハウスメーカーの下請けをされているところが多いのですが、
この分野に至っては、長年の努力が報いられないことが多いのではないでしょうか。

ここは下請けではなく、元請になることが成功への第一歩だと思います。
だいたい下請けや下職という言葉は人をバカにしていると思います。
住宅業界の実態は、経験も実力もないハウスメーカーの担当者が現場監督として無理難題を押し付け、結果的に工務店が泣きをみるといった格好です。
これではせっかくの努力が報いられません。
ここは視野を広げて元請になって下さい。
一辺に切り替えるのは無理としても、段階的に切り替えていきたいものです。
3年で大半を切り替え、5年後は全面的に切り替えるということでしょう。


6 設計事務所の仕事

工務店の方々は、「設計事務所とお付合いしても、どうせ難しい仕事を押し付けてくるだけで、こちらの利益にならない」とお考えの方が多いようです。
一部の「先生」と呼ばれる人たちは仕事を理解していなく、プライドが高くて無理難題を押し付けてくる。そんな人たちが取仕切る仕事は今後やりたくないとお考えではないでしょうか。

ですが、今後の業績向上のためには、設計事務所といかに良い関係を築くことができるかも大切な要素です。勉強になることもあります。

HABITAで高額物件を扱う場合、設計事務所に依頼する機会もでてくると思います。
同じ地域の設計事務所と、最低5社程度とお付合いされてみてはどうでしょうか。
お互いに良い関係を築かれることを望みます。週に1度は社長から顔を出して下さい。

2008年05月25日

お客様に会ってみて

朝日新聞の30段広告に、「超長期優良住宅先導的モデル事業の勉強会」の案内を掲載しました。
5月17日(土)大阪、5月18日(日)名古屋、5月24日(土)福岡、5月25日(日)東京で開催され、本日無事に東京で最終日を向かえることができました。
4ヶ所合わせて350名のお客様にご来場頂きました。
私は久々にお客様と直接お会いでき、有意義な時間を過ごすことができました。
このような勉強会の場合、集まったお客さんの約10%程度と契約できれば良いというのが、ミサワホームの通例でした。
今回の勉強会では集まったお客様は皆さん熱心に話を聞いてくだっていたので、25%、約100名の方と契約に至ると予測されます。

およそ2時間、HABITAの事業だけでなく、国交省の計画についても話をさせて頂き、質疑応答の時間も設けました。
中には厳しい質問をされるお客様もいらっしゃいました。
例えば、活断層の話です。
「住宅業界は活断層の資料を公開していないが、それはなぜか。そういう資料があるなら見せてほしい」とおっしゃっていました。
これはHABITAというより住宅業界への注文です。

せっかく建てた家が活断層の上では、いくら耐震・耐久性の良い住宅を造ったところで、お客さまは不安な毎日を過ごされてしまうことになります。まったくごもっともなご意見です。今後の住宅業界の課題です。

今回の勉強会では反省すべき点もありましたが、お客様に、「構造体にはもっとお金を掛けるべき」とご理解頂き「長期優良住宅の勉強になった」とのお言葉を頂きました。
また、提携を考えられている企業の方も数十社お見えになっていました。
同業者、大手住宅会社の方もお見えでした。
いずれにせよ、お客様に十分アピール出来たと思っています。
まずはご報告まで。

2008年05月24日

HABITA提携店5ヵ年計画を書籍化

提携企業さんの今後の5ヵ年計画を、2つのケースごとにまとめてみました。

「1人から上場へ」
「2代目から地域NO.1へ」

すでにブログに一部掲載しておりますが、
この度書籍化させていただくことになりました。

この本は、私の経験と提携企業さんの知恵、また先人の知恵を借りて、
年度別に5年間の傾向と対策を立てたものです。


提携店の皆さまには6月12日に行われる「平成20年度HABITA年次発表会」でお渡しできると思いますので、是非ご覧になって頂ければ幸いです。

2008年05月23日

HABITAの1年間を書籍化

「200年住宅1年物語」

1.HABITA研究開発内容
2.優秀な人材が集まる
3.日本の林業
4.専門家の意見
5.木火土金水
6.義理人情浪花節
7.マスコミの話題
8.証券会社、ベンチャーキャピタル
9.上場会社からのラブコール
10.100年住宅ローン
11.内需振興と地域活性化

この一年、ドタバタしてスタートしましたが,皆さまのご協力のおかげで乗り切ることができました。
お礼の気持ちを込めてまとめました。是非ご覧ください。

2008年05月21日

2代目から地域NO.1へ4

1年目
4 私も工務店をやってみた

創業当時、私も職人さんを集めて現場監督をしながら、一棟ずつ仕上げていました。
当時は自宅の離れを事務所として使い、そこに社員4、5名が常駐していました。

少人数のため、当然担当する業務も多く、私は営業から現場の指揮まですべて行っていました。

その頃の職人さんは、接着工法など誰もやったことがありませでしたが、当時の職人さんは、
家を作ることに誇りを持っており協力してくれました。

基礎が終わった、上棟が終わったと節目節目に必ず出来栄えについて語り合い、喜びを確かめ合っていました。

大工さんたちと思考錯誤の上、一棟ずつ完成させた時の感動を今でも覚えています。

私は、当時の職人さんから、家づくりのイロハを教えていただきました。
どれも大学では教えてもらえなかったことばかりです。
その時から、会社は、職人さんを大切にしなければ成り立たない業界だと思っていました。

後にミサワホームでは「協力会」として職人さんたちが結成する会が誕生し、職人さんから意見を吸い上げていました。
ただ、当時の意見交換は、上手くできなかったと今でも悔んでいます。
職人さんは皆体育会系ですので、住宅が仕上がって、まだ汗も乾かぬうちに、褒められ、
労いの言葉を掛けてもらうのが一番うれしいはずです。

ですが中々そうもいきません。
後日「あの家はよく出来ていましたね」と褒め称えたところで職人さんからは
「この社長はどこかずれている」という印象を持たれていたと思います。

現場は現場が得意な人財に任せなければならないと思いました。

2008年05月20日

2代目から地域NO.1へ3

1年目
3 親父とは解り合おうとしなくて良い

私の親父は木材業を営んでいましたが、私が起業する際に店をたたみ、上京して私の事業を応援してくれました。今でも感謝しています。
親父とは仕事の話になるたびに口論になりました。

私たちは3世代で同居をしていましたが、そのうち妻経由で手紙が届けられるようになりました。
一緒に住んでいるのに手紙が送られてくるのですから、どのくらい悪い関係になっていたか想像がつくでしょう。
私はその手紙に簡単に目を通すだけで、きちんと読んでいませんでした。

関係が悪くなるたび私に対する呼び方も、千代治→あいつ→あの野郎と変わっていったことが、今では残念に思います。

親父は93歳でこの世を去りました。亡くなる日の朝、寝ている親父に「何かありますか」と声を掛けたところ「何もない」と返事が返ってきました。それが最後の会話でした。
晩年は寂しい人生だったかもしれません。今では申し訳なく思っています。


息子と親父の意見が違うのは当たり前です。お互いに生きてきた時代が違うのですから、
当然価値観が違います。どちらの言い分も正しいのです。
お互いの意見が同じだとしたら、よほど親父が進んでいるか、息子の考えがよほど遅れているかだと思います。

皆さんの家はどうですか。
ここは割り切って、親父は親父、息子は息子で進めるしか方法はないはずです。

2008年05月19日

2代目から地域NO.1へ2

1年目
2 2代目経営が抱える問題点

2代目経営者は先代からの引継ぎによるプラスの面が多いと思われていますが、
長年のしがらみを解決できず、困っている方もが多くいらっしゃるのではないでしょうか。

1.日頃努力をしているが会社が伸びない。
2.お客様へのアフターサービスがあり、負担が大きい。
3.下請の仕事を引き継がなければならない。
4.ハウスメーカーの下請けを行うようになって久しいが年々きつくなってきた。
5.お客様を獲得する機会が減っている。
6.設計事務所と付き合っているが成果が上がらない。
7.経営者会合に参加しているが特別に成績が上がっていない。
8.現場が年々遠くなっている。
9.親戚縁者の面倒を見なければならない。
10.人間関係が面倒。
11.中途半端に財産がある。
12.借金もある。
13.銀行に取り合ってもらえない。
14.経済力がない。
15.親父と意見が合わない。
16.大学で学んだことが活かされていない。
17.最近自分にはこの仕事が合わないような気がするようになった。
18.何から手をつければ良いか分からない。
19.地元を離れられない。
20.最近人の目が気になる
21.小さな人間に終わりたくない
22.このままの状態で続けていくには限界がある。
23.自分は外向的性格ではなく内弁慶で責任者には向いていない。

人生悪いことばかりではないと思います。以下のようなメリットもあるのでは?

1.おかげ様で近所どこへいっても工務店の名前が通っている。
2.長年付き合っている忠誠心のある職方がいる。
3.事務所でショールームができる。
4.交通量が多いところに会社があるので広告になる。
5.サラリーマンがいちから起業するよりも有利。

また、貴方の持ち味を活かし、以下のように新事業に取り組んでください。

1.先代の事業を引き継いで、お客様に改めてご挨拶に伺う。
  (先代にも一緒に回っていただくことがベスト)
2.作業服、制服、CIを取り入れる。
3.HABITA事業宣言のための取引全業者、お客様全リストをつくる。
4.銀行に2代目が顔を出す→信用が上がる
5.積極的に勉強会に参加する。

以上のことを実践してこられた貴方は5年後どうなっているでしょう。

1.時代の変化を読み取らねばと考えるようになった。
2.優れた人に会うことが大切だと思うようになった。
3.心がけを変えたらお客様も色々良い話を話してくれる。
4.色々な人たちと気楽に話しができるようになった。
5.親父と意見は合わないが、親父のことも理解できるようになった。
6.友人と一緒に仕事をしても良いと思うようになった。
7.この道しかないと思えるようになった。
8.2代目で良かった。
9.天職と思えるようになった。

親父の背中を間近で見て育った影響は大きいものです。
悩みは多いかも知れませんが、可能性もあります。

2008年05月18日

2代目から地域NO.1へ1

1年目
1 2代目経営

提携企業先には先代から事業を引き継いだ2代目、3代目の会社がたくさんあります。

そんな方々が、これから先どのように発展させていけばよいのか、
5ヵ年計画として順を追ってご説明したいと思います。

5年後の目標は、年間完工数100棟、売上30億円、経常利益1-2億円、地域NO.1を目指します。

2008年05月17日

1人から上場へ37

5年目
10 生まれ変わっても住宅をやる

私は住宅バカと呼ばれています。

子供のころから日曜大工を始め、住宅を職業として
48年には日本トップになりました。
1兆円の企業にすることもできました。
そして、この歳で新たにいちからHABITAを始めることができました。
住宅は天職だと思っています。
そしてまた生まれ変わっても住宅をやります。

提携店の皆さまもそのように考えてくれたらうれしいのですが。

こんな住宅バカ社長とお付合い頂けたら幸いです。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

36 経営とは時代の変化に即対応すること 
35 新5ヵ年計画作成
34 5年度目標

2008年05月16日

1人から上場へ36

5年目
7 経営とは時代の変化に即対応すること

西堀栄三郎さんのお話です。
生前、「三澤さん、経営とは何かわかっていますか」と問いかけられました。
私は「わかっています。時代の変化に対応することです」と答えたところ、「だから三澤さんはだめだ。
即という言葉が抜けている」と叱られました。

「経営とは時代の変化に即対応する」ことだそうです。

西堀さんが中学生の頃、木造校舎の2階の窓に腰掛てふざけていたところ、バランスを崩し、そのまま転落してしまったそうです。下はコンクリート、もし頭を打ったら死んでしまいます。

ところが西堀さんはとっさに体をくねらせ、足から着地したので大事には至らなかったのです。
日頃から訓練して、運動神経を鍛えてたことが役に立ったと言っていました。
経営もこれと同じで、変化に即対応できる力を日々鍛えることが大切だということです。


8 遅くまで電気のついている会社

米国のハイアットの創業者、プリツカさんの話です。
プリツカさんはアメリカで5本の指に入る資産家だと言われています。世界中にホテルチェーンを持ち、日本にも6箇所のホテルを所有しています。
ロシアから持ってきた5ドルでプリツカ&プリツカという会社を兄弟で立ち上げたという伝説的な男です。今は亡くなっていますが、生前、そのプリツカさんと会食をしたことがあります。その際「自分は世界中の株を買って損をしたことはない」と言うので、株を購入する前に一体どんな調査をするのかと聞いてみると、

「ではついてきなさい」と、夜10時にプリツカさんの車で、首都高速を一周したことがありました。オフィス街を通ったときに煌々と明かりのついている会社がありました。
それを指差しプリツカ氏は「見ていなさい。あの会社は来年は必ず業績があがるでしょう。こういう会社の株式を買えば間違いない。働く会社は万国共通で業績が上がっているのだ」と教えて頂きました。


9 百聞は一見にしかず

「百聞は一見にしかず」と言いますが、実はその先の先があるのです。
百見は一考にしかず、百考は一行にしかず、百行は一効にしかず、百効は一幸にしかず
これは、聞いたら見に行き考える。考えたら行動に移したい。行動しても効果がなければ意味がない。そして幸せにならなければ駄目だということです。中国で学んだことの一つです。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

35 新5ヵ年計画作成
34 5年度目標
33 なにかあるでしょう

2008年05月15日

記者発表

決算発表と先端技術の記者発表をしました。

HABITAをスタートした19年度を初年度として、3年で上場できる目途がつきましたので、
この度記者の方に報告させて頂きました。

また、以下の先端技術について、実用化の目途がつきましたので合わせて発表致しました。
·予防医学・心電図オンライン化   
·予防医学・眼底測定        
·究極のセキュリティ       
·新住宅発表「一居十得」(全モデル完成)    
·ホームコントローラー・掃除機ロボット 
·家庭用水耕栽培   
·新住宅発表「130」   

  

1人から上場へ35

5年目
4 新5ヵ年計画作成

5ヵ年計画が終了とともに社員に株式公開後の5ヵ年計画を発表したいと思います。
5年間の急成長を経て、いよいよ株式公開です。これから売上げ前年比15%増、
利益前年比20%増程度の体制となります。


5 委員会の設置
会社の規模も大きくなり、株式上場にあたり、社内の風通しをよくするため、建設委員会、
営業委員会、決算委員会3つの委員会を立ち上げてください。   
会社の管理職以上は参加する委員会です。将来課長候補と呼ばれる優良な人材の教育の場として参加させてください。
委員長は営業部長、建設部長、決算委員会は社長が取仕切ってください。全員が発言できる場にしたいと思います。


6 おばあちゃんと赤ちゃんを足して2で割ってもお嬢さんにならない

会社の規模が大きくなるほど、平均―――と言われる。営業効率月間平均―――だ。
建設の工期は平均―――。お客様の満足度は平均―――だ。とか社内に充満しますが、
平均とは目安であって問題解決にはなりません。
例えば営業効率が平均0.5と言われても、なにがどうしてそうなったのか、良いのか悪いのか、それを検討しなければいけません。

会社の平均的な数字をみて、その会社をすべて理解したように勘違いするのが5年目からです。
豊田看板方式の生みの親、大野太一さんの一番弟子である、鈴村喜久男氏は、
「おばあちゃんと赤ちゃんを足して2で割ってもお嬢さんにならない」と言っています。
物事を平均でみてはいけないということです。言い得て妙であります。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

34 5年度目標
33 なにかあるでしょう
32 なまずとカマス

2008年05月14日

1人から上場へ34

5年目
1 5年度目標

いよいよ最終5ヵ年計画の最終年度です。
目標は売上は100億円、経常利益5億円。社員は100名、完工300棟です。


2 最終年度組織

事業所5箇所1事業部の営業体制で地域のシェア10%を目指します。
1.事業所5箇所、課長3名、担当21名、女子3名
2.1事業部課長1名、担当7名、女子1名
3.設計部課長1名設計5名、女子1名
4.建設部課長1名設計10名、女子1名
5.リフォーム・アフターサービス担当3名、女子1名
6.総務課長1名、担当2名、女子社員2名
7.経理課長1名、担当3名、女子1名
8.社長、営業所店長5名、営業部長1名、建設部長1名、総務経理部長1名、監査役3名 


3 無借金経営

HABITA提携企業は、基本的には分譲を行わず、請負を基本とします。
例外的に単独展示場をイベントで使うために土地の取得をすることはあります。
請負工事で1/4入金、支払いは入金払いを実行され、業績が上向いていれば、利益と余剰資金で設備投資をし、無借金経営が可能となります。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

33 なにかあるでしょう
32 なまずとカマス
31 株式上場要員採用


2008年05月13日

1人から上場へ33

4年目
12 なにかあるでしょう

昭和55年、豊田自動車の社長豊田章一郎さんに呼ばれました。
トヨタホーム開発の初期、丹下健三氏や黒川紀章氏など著名な方を呼んで意見を聞かれていました。私も呼ばれ豊田社長が自ら運転して工場内のモデルハウスを見せて頂きました。
最後に「何かあるでしょう」と大企業の社長が私に謙虚に意見を求めたのです。
私は「床が鉄板でできていますが、日本人は木の柔らかい床に慣れているので、木の床の方が良い」と言ったところ「さすが専門家だ」とおっしゃっていました。
また、「トヨタホームのロゴが傾いているが、家が傾いているのはおかしい」とも言ったところ、翌月からロゴが変わりました。この対応の早さには驚きました。

後日豊田章一郎さんがアポイントなしでひょっこりと私を訪ねて来られました。
私はビックリして何事かと思っていると、先日のお礼と「三澤さんはトヨタの車を使っていない。日産車ばかりだ。うちの車を使ってくれ」と言われて再度ビックリしました。
大企業の社長が一台ずつ自社商品をセールスしている姿を目の当たりにし、後日行われた全国ディーラー会議で、ディーラーの社長にこの話をし、叱責したのを覚えています。
人の話を積極的に聞く姿勢、自社商品を自ら売る姿勢に多くを学ばせて頂きました。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です
32 なまずとカマス
31 株式上場要員採用
30 入金払いに徹底

2008年05月12日

1人から上場へ32

4年目
11 なまずとカマス

4年目を向えた会社は好調のようにも見えますが、マンネリが社内にはじまっています。
こんな話があります。
ノルウェーには、生きたイワシを船の生け簀にいれて港に運ぶ漁師がいました。
活きのいいイワシは高く売れるからです。ところが、生け簀にただ入れるだけでは、
港までイワシを生きたまま運ぶことはできません。ほとんどの船では港に着く途中で、
全部死んでしまいます。ところが一艘だけ、生きたままイワシを運んでくることのできる船があったのです。

しかしこの船頭さん、どのような仕掛けになっているのか教えてくれません。もちろん見せてくれない。その船頭さんが亡くなって、漁師たちが船の中を調べると、生け簀から一匹のナマズが出てきたそうです。このナマズが生け簀で右往左往するとイワシが緊張し、港まで生きているというのです。

人間の社会でも同じでしょう。ナマズのような異質のものが入ってこないと組織や社会は停滞してしまいます。だれか騒ぐものがいると、周囲は緊張して組織が活性化されるのです。

私は中途採用の社員を積極的に採用したことがあります。

ナマズに似た話でカマスの話があります。
生け簀の中にカマスを入れると小魚を食べてしまいます。そこで生け簀の真ん中にガラス板を一枚立てると、ガラス板が邪魔してカマスは小魚を食べることができなくなります。

やがてカマスは何度か頭をガラスにぶつけて学習し、小魚を食べようとしなくなります。
そして面白いことに、ガラス板を外しても、カマスは小魚を食べようとしません。ガラス板に頭をぶつけて小魚が食べられないと思っているようです。目の前の小魚と一緒に泳いでいます。
ところがそこに新しく別のカマスを入れると、そのカマスが小魚を食べる様子を見て、
再び小魚を食べ出します。要するに、人間も慣れっこになると、挑戦しなくなり
「どうせできないんだから」と諦めてしまうのです。

これまでの失敗体験から自分の力というものに型をはめ、失敗しない安全なところでやろうとしてしまうのです。そんな仕事の仕方では成長しないし、企業は活力を失っていくでしょう。
既成概念にとらわれず、マンネリを打破していくためには新しいカマスが必要なのです。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

31 株式上場要員採用
30 入金払いに徹底
29 4年度目標

2008年05月11日

1人から上場へ31

4年目
7 株式上場要員採用

そろそろ株式上場の準備に入らなければなりません。総務経理の担当者を充実しておかなければならない頃でしょう。特にコンプライアンスに詳しい人材が必要です。
財務担当、法務担当の採用を急いで頂きたいと思います。

また、社内では各種の規程を見直さなければなりません。
新たに作らなければならない規程もたくさんでてくるでしょう。
きちんとした社内ルールを決めなければ、上場会社にはなれません。
私は少し不得意な分野ですが、決まりは決まりです。きちんと守りましょう。


8 社員、管理職、役員の役割

社員は実績、管理職は信頼、役員は見識がなければいけません。
営業担当社員は決められた営業成績を上げなければならない。また建設関係社員は決められた品質で住宅を工期内に仕上げなければならない。このように、社員の役割とは実績を上げることです。

また管理職は部下を指導していかなければなりません。部下が付いていく管理職になるには信頼がなければならないと思います。実力がないと信頼を得ることはできません。
役員については、実績は勿論のこと、部下の信頼を得た上で、会社だけではなく社会のこと、経済、政治、世代間のギャップ等広い見識が求められます。
社員は実績、管理職は信頼、役員は見識です。


9 役員以上の社員がいる

私は長いこと経営に携っていますが、会社が資金繰りに行き詰まって銀行に融資を頼んだ場合、当然担保を要求されますが、その責任は社長が負うのは当然です。

ところが、石油ショックのあと、会社の経営が苦しい時期がありました。
後でわかったことですが、その際、財務担当の課長が私財を投げ出して銀行に保証していたと聞きました。
本人に確かめたところ、そんなこと絶対にないと事実を認めませんでした。
それはいち課長が会社の保証をしたと世間に知られることで、会社の信用にキズがつくと思ったからです。私は頭が下がりました。課長が会社のためにそこまでやるのかと、
本当に有難かったのです。
創業4年目を向かえ、社員全員の心がひとつになっていれば、そのような社員が生まれてきます。


10 2020年の目標

高いビジョンがなければ夢は見られません。
厳しい現実と高いビジョンがあって、夢となります。
会社の将来、2020年のビジョンを掲げたらいかがでしょうか。
私は以前こんな目標を掲げたことがありました。
営業マンは月間2棟家を売る。2軒の家を持つ。週休2日。20日間の連続休暇、
200人の友だち、年収2000万円資産2億円 
全て2の数字にあやかった、ただの駄洒落ではありません。
このような目標を考えてみてください。


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30 入金払いに徹底
29 4年度目標
28 間違ったらすぐに謝る

2008年05月10日

1人から上場へ30

4年目
4 入金払いに徹底

入金払いとはお客様が満足していたことを確認した後で職方に支払うことをいいます。
建設業では一般的に、工事の出来高によって職方に支払うといった考え方をしています。これも正しいのですが、お客様が満足しているかどうかを確認してから工事の支払いを行うのが良いと思います。
職方の中には口の聞き方が悪い人や、行動が粗暴な人、お客様に挨拶もしない人がいます。こういった場合、お客さんが不快に思うのも当然です。
大手ゼネコンの建築現場でも、新築の家の中でタバコを吸っている職方さんがいました。
これは言語道断です。
HABITAの家を建てる以上、職方さんたちにもHABITAの看板を常に背負っているのだという覚悟をしていただかなければいけません。
お客様からの入金はお客様が満足頂いた証しであり、それを待ってこちらも支払いをするのです。経理課長さんがしっかりしていなければなりません。

工事現場の姿勢が改まります。


5 ダメ工事なし

建物が完成してお客さまに引き渡す場合、不備な点、未工事な点を直す工事のことを
「ダメ工事」と言います。
「とかく最終金を払ってください、工事はきちんと行いますから」というケースが多い中、HABITAではダメ工事が終了してから、お客様に入金して頂こうと思います。
工事が遅れてダメ工事を行わない、といったようなルーズな状況になりがちなのが4年目ですが、ここは信用を獲得するために守って頂きたいことです。


6 不動産、設計事務所入れ替え

3年すぎて提携不動産、提携設計事務所の入れ替えが必要な時期になってきています。
一向に成果が上がらない会社や信用のない会社、仕事にルーズな会社とは提携を取りやめ、新たな提携店と入れ替えてください。
営業担当社1名あたり、設計事務所5社、不動産会社10社と提携することが基本です。


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29 4年度目標
28 間違ったらすぐに謝る
27 ディベロッパー事業部新設

2008年05月09日

1人から上場へ29

4年目
1 4年度目標

4年目になり社員が70名程になると、社長の目が行き届かなくなります。
そこで事業所を2ヶ所に分け、それぞれに店長をおいてください。
店長とは社長の代行者です。
前年に設立したディベロッパー事業部と合わせて、3事業部で営業推進することになります。
また3年間のアフターサービス・メンテナンスの実績を活かし、将来のリフォーム事業につなげていきたいと思います。新しい組織の新設が必要です。


2 提案制度
4年目になると社内全体の空気が停滞気味になります。3年間突っ走ってきた疲れが出てきたせいもありますが、業務がマンネリ化してきたせいでもあります。

社員によい仕事をしてもらうために、仕事のあり方について社員提案制度を設けたらいかがでしょう。つまり社員の知恵を借りて会社を運営していくわけです。
3年目まで社長のワンマン体制でよかったのですが、4年目ともなるとそうはいかなくなります。社員全員の力で自走できる体制に入る頃です。


3 1/4入金の徹底
支払いが滞りがちな過小の契約金が増えていませんか。
正しいルールを再度確認してください。
契約時1/4、着工時に1/4、上棟時に1/4、引渡し時に1/4入金に徹底してもらいましょう。
お客様に手持ち資金がない場合、金融機関から代理受領を実行して頂きたいと思います。
4年目は事業所を増やすため、資金が必要になります。1/4入金制度を徹底し、資金繰りを良好にしておかなければなりません。借入を起こすことなく、新たな事業所をつくることが望ましいのです。


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28 間違ったらすぐに謝る
27 ディベロッパー事業部新設
26 信用が上がる

2008年05月08日

1人から上場へ28

3年目
13 間違ったらすぐに謝る

3年目になり、人数も増えればゴタゴタするのは当たり前です。
社長の指示が朝令暮改になるのもやむを得ないでしょう。
ですが、間違ったら率直に謝る素直さが必要だと思います。
私そう教えてくださった方は元経団連会長の稲山嘉寛さんです。
「役人・政治家が自説を改めないので世の中ややこしくなる。時代は変わっていくのだから」とおっしゃっていました。
間違うのは恥ずかしいことではない、すぐに謝るほうが大切だということを教えて頂きました。


14 死ぬ前までやれ

「死んでもやれ」という言葉は耳にすることがありますが、これは冗談だめかしていてインパクトがありません。
タイトルの「死ぬ前までやれ」はソニー会長の盛田昭夫さんの言葉です。
盛田さんはすでにお亡くなりになっていますが、生前会話の中でこのようにおっしゃっていました。 伸びている会社は違うなと感じた一言でした。そんな意気込みが必要なのでしょう。
井深さんは技術の盛田さんと共に世界のSONYを作り上げた方です。
私の尊敬している方の中のひとりです。


15 住宅と言ってください
HABITAでは「商品」と言いません。「作品」とも言いません。もちろん「物件」とも言いません。
「住宅」または「住まい」「佇まい」と言ってください。
商品という呼び方は200年住宅には相応しくありません。自ら手がけた家を「私の作品」と言う建築家もいますが、これもずいぶん高い立場でものを言っているようでお客様に失礼です。
また、不動産業界でよく聞く「物件」という言葉も使いたくはありません。
お客様の新たな生活が始まる場所です。幸せで豊かな暮らしを夢見ているのでしょう。
そんな住宅に「商品」や「作品」、「物件」は不似合いです。
住まいとは物と心、文明と文化の集積ですから。


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27 ディベロッパー事業部新設
26 信用が上がる
25 直接金融

2008年05月07日

1人から上場へ27

3年目
10 ディベロッパー事業部新設

3年目は営業の個販部門とは別に、ディベロッパー部門を新設し、業績を上げたいと思います。HABITAの標準建設費、40万円/坪からHABITAで取り決めた最安値単価を活用すれば、ディベロッパーからの受注は可能だと思います。
ディベロッパーの発注単価は35万円~42万円/坪程度ではないでしょうか。
大口受注ですから現場の効率も良く一層の合理化が望めるでしょう。


11 毎月発表会を開催

社員50名程度の企業になると、単独展示場発表会を年15回ほど開催することが必要になります。
単独展示場は大規模な分譲地で行うのがベストですが、市街地の宅地でも問題ないでしょう。
数ヶ月以内に展示場は通常価格で売却し、1回の開催で10件の請負工事契約を結びたいと思います。単独展示場発表会は、販売促進の中心にしてください。


12 デザイナーを見つける

上場を目指すのなら、優秀なデザイナーを見つけてください。
と言うのも、優秀なデザイナーがいるのといないのでは、価値に2倍の差がついてくるのです。
例えば2000万の価値の家だとすると、優秀なデザイナーが手がけることによって
3000万円の家にすることが可能です。反対に実力がないデザイナーでは1500万円の価値にしかなりません。
住宅には絵や彫刻のように、何百倍の差がつくということはないのですが、極めて大きな付加価値がここに存在します。

大手住宅会社に1000名前後の設計者がいます。こう言ってはなんですが、本当の意味で優れたデザイナーは20名程度ではないでしょうか。
大学の建築学科には1学年100名のうち、同級生誰もが認める才能のある生徒が2名程います。卒業後の主な進路は設計事務所や大手ゼネコンです。残念ながら住宅会社にはいきません。

ところが設計事務所やゼネコンのやり方が肌に合わず、住宅に転向する方が稀にいます。
その方を見つけなければなりません。
優秀なデザイナーを探すのは決して楽ではありません。
東京、大阪ですら難しいくらいですから、地方ではさらに難しいのではないでしょうか。
だからこそ、探し出す価値ある人財です。

デザイナーが見つかるまではミサワインターの推奨設計を活用してください。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です
26 信用が上がる
25 直接金融
24 3年度目標

2008年05月06日

天気が悪いのは敵わない

建設業の仕事は天気によって左右されます。雨が続くと工期が遅れるので施工の工業化を進めなければならないと思います。

現在、MISAWA・internationalでは山武にモデル4棟を計画していますが、連日の雨のため困っています。
提携店の皆さまには6月12日の年次発表会にお見せする予定です。
記者の方には7月1日にお見せする予定です。
このところ天気が悪いのでやきもきしています。

1人から上場へ26

3年目
7 信用が上がる

上場することにより、会社の社会的信用も上がります。その結果仕事がやりやすくなります。
その分、営業社員は仕事が楽になるということです。
一方、一人前の会社として社会に認められているという意識を常に持ち、お客様へのサービスは一層充実させなければなりません。

8 管理と検査

住宅会社では、絶対にミスは許されません。人命に関わる可能性もあるわけですから。

ですが神様でない限り、ミスをゼロにするのは難しいでしょう。
HABITAでは内部の管理部門とは別に外部に検査機関を設け、二重の検査を行っていきます。
実際に、人の命を預かるような企業、例えば造船業や航空業では、この二重検査方法をとっています。
検査を二重にすることによって、1000回に1回の確立で起こるミスが、
1/1,000×1/1,000=1/1,000,000になります。
これは昭和45年に造船業界がリベット接合から溶接接合に変わった際に、三井造船の山下会長から伺ったことです。
「管理しているのは当たり前、管理密度が問題」とおっしゃっていました。


9 最安値単価の採用

日本には標準建設費というものがなく、業界全体がどんぶり勘定になっています。
HABITAでは米国に習い、独自の標準建設費を発表し、さらにそれよりも安く提供することを目指しています。これをCM(construction management)といいます。
3年目を迎え、実績ができてきますので、各提携企業さんが実行予算をもちより、単価いくらでやっているか、いかに業務を円滑に進めているかの付け合せを行います。
そうして出てきた最安値単価は、標準建設費に比べ数%、場合によっては10%ほど安い単価で実行されていると思います。
最安値単価は将来に向かって大きな収益源です。それぞれの企業が協力しあって経営を行っていくHABITAならではのメリットです。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

25 直接金融
24 3年度目標
23 独自の技術、独自の資源

2008年05月05日

1人から上場へ25

3年目
4 直接金融
 

資金調達には銀行から資金を借りる「間接金融」と、株式市場から直接調達する
「直接金融」があります。会社経営は自己資本で行うのがベストですが、利益のうち、約半分は税金で持っていかれてしまいますので、利益を上げても資本の積み上げは時間がかかります。
そこで株式を公開し、増資をするという手段をとるわけです。
戦後、大企業にのし上がった企業の大半は、企業自身で積み上げた資金より株式公開時とその後の株式発行により生みだした資金の方が多いということが実態です。
上場の第一目的は豊富な自己資本を調達することです。


5 知名度が上がる

株式公開が実現すれば、毎日全国紙に一行づつ会社の名前と株価が掲載されます。まるで試験の点数のように見えますが、これにより知名度が大きく向上します。
マスコミは会社のことを色々な角度から取り上げますので、急成長会社として広く知れ渡ることになります。
記者がニュースを探しにわざわざ会社に立ち寄ってくれます。
記者会見を開き、新住宅発表、事業計画の発表も出来ます。上場によって知名度が大きく上がることになります。


6 人材が有利に確保

知名度が上がることにより、優秀な人材を採用することが楽になります。
上場会社として知名度が上がり、安心して応募してくるのでしょう。
通常20倍以上の倍率で採用できます。30倍、40倍も可能です。
ここで気をつけなければならないのは、寄らば大樹の陰とばかりに、官僚タイプ、役人タイプの人も紛れ込んでくることです。この方たちは一見優秀なのですが、協調性、また想像性、自己啓発の面でいうと、若干疑問が残ります。
優秀な人が入ってくることにより、社内の雰囲気も引き締まるでしょう。
また、会社の幹部をスカウトすることも視野に入れておいてください。

とにかく、上場しているか否かで、信用度が雲泥の差であることは明らかです。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

24 3年度目標
23 独自の技術、独自の資源
22 30年成長期・30年安定期・30年斜陽期


2008年05月04日

1人から上場へ24

3年目
1 3年度目標

創業して3年ほど経ち、業績も順調に伸び続ける頃になると、社員も50名を超えてくると思います。50人というと学校の一クラス分ほどです。
社長の目が届く、ギリギリの人数ではないでしょうか。多過ぎず少なすぎず効率よく仕事ができる人数です。
この頃の受注完工目標は150棟で50億円です。


2 責任者を育てる

50名までは社長一人の力で取り仕切ることができるでしょう。
ですが、これから事業所を増やすに伴い、人員も増えることになります。
この時機から社長代行をする店長2名と事業部長1名の育成を始めてください。
また、それに伴い課長候補も育てなければなりません。
また、3年目を迎えると、辞めていく社員もでてくるでしょう。
ですが気にしないでください。社長の考え方、哲学を貫いてください。


3 株式上場宣言

3年目を迎え、2年目の決算を終え、多少の利益でも出たのなら、社内に上場宣言をしてください。
社員の士気向上に繋がりますし、宣言をしたことで社長自身腹をくくる覚悟ができるでしょう。

またこの時機にスキャンダルを起こせば、上場は不可能です。
社内の決まりを正しておかなければなりません。

販売建設個数が増えるにつれ、ついお客様ひとりひとりへの対応が雑になりがちですが、「会社は万に一だとしても、お客様には一生に一度のこと」という気持ちを忘れずに丁寧に対応するべきです。

<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

23 独自の技術、独自の資源
22 30年成長期・30年安定期・30年斜陽期
21 自責にして他責にしない体質

2008年05月03日

1人から上場へ23

2年目
15 独自の技術、独自の資源

経団連会長の土光さんが亡くなられてしばらく経ちます。
土光さんはもともと技術屋さんでした。その経験から日本の技術の進歩が日本経済を発展させ、日本人一人ひとりが幸せになるとお考えでした。

また日本に資源がないのではなく、独自の技術がないので油、鉄鉱石、食料を輸入に頼っているのであって、独自の技術があれば資源大国になり、日本経済を発展させられるとのご指導頂き、日本に豊富にあるケイシャを活用してセラミックの開発を始め住宅に利用しました。

この度、HABITAは国産材という日本の資源を活用して、集成材の技術を活かし未来に残る住宅を作ろうとしています。
日本で戦後植えた木材は、人口林としてはフィンランドを超えて世界一の保有量を誇っています。

国産材を有効活用することは、日本の国を豊かにすることです。
そして植林を行えば、CO2を減らし温暖化防止に寄与することになります。
HABITAは環境問題についても大きな功績を残すことになるでしょう。
ですから自信を持ってHABITAに取り組んでください。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

22 30年成長期・30年安定期・30年斜陽期
21 自責にして他責にしない体質
20 お客様相談室

2008年05月02日

1人から上場へ22

2年目
14 30年成長期・30年安定期・30年斜陽期

これは自説ですが、新しい会社は創業から30年は成長します。その後安定した状態が
30年続いた後、今度は斜陽期に入ります。

このサイクルを住宅産業に当てはめてみると、プレハブ業界の歴史は50年を過ぎ、今は安定期の末期です。斜陽期に入るのもそう遠くないでしょう。
HABITAでは、環境を重視した自然素材を使い、地域経済を発展させるべくこれからの住宅業界に参入し、新しいビジネスモデルで今後30年に渡り成長し続けます。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

21 自責にして他責にしない体質
20 お客様相談室
19 月給の意味

2008年05月01日

1人から上場へ21

2年目
13 自責にして他責にしない体質

「この家が売れないのは、いい住宅じゃないからだ。もっといい住宅を考えだしてくれ」
「この家は価格が高いから売れない」「この家は知名度が低いから売れない。もっと宣伝してくれ」と営業部社員。

一方、「販売力がないからこの会社は伸びない」「営業社員のやる気がないから住宅が売れない」と建設部社員。

2年目も終わりに近づくと、そろそろこんなことを言い出す社員が増えてきます。

営業部は住宅開発部に、建設部は営業部にそれぞれ不満があるようです。
もっともな意見のように聞こえますが、


「自責にして他責にするな」です。
お互いに責任を擦り付けていては、会社は成長しません。


営業部、建設部に限らず、社員同士の不満が出始めた段階で社長の口からガツンと言うことが大切です。1年に1度は言ってください。


<1人から上場へバックナンバー>・・・最新の3話です

20 お客様相談室
19 月給の意味
18 CS=お客様は常に正しい

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