1人から上場へ36
5年目
7 経営とは時代の変化に即対応すること
西堀栄三郎さんのお話です。
生前、「三澤さん、経営とは何かわかっていますか」と問いかけられました。
私は「わかっています。時代の変化に対応することです」と答えたところ、「だから三澤さんはだめだ。
即という言葉が抜けている」と叱られました。
「経営とは時代の変化に即対応する」ことだそうです。
西堀さんが中学生の頃、木造校舎の2階の窓に腰掛てふざけていたところ、バランスを崩し、そのまま転落してしまったそうです。下はコンクリート、もし頭を打ったら死んでしまいます。
ところが西堀さんはとっさに体をくねらせ、足から着地したので大事には至らなかったのです。
日頃から訓練して、運動神経を鍛えてたことが役に立ったと言っていました。
経営もこれと同じで、変化に即対応できる力を日々鍛えることが大切だということです。
8 遅くまで電気のついている会社
米国のハイアットの創業者、プリツカさんの話です。
プリツカさんはアメリカで5本の指に入る資産家だと言われています。世界中にホテルチェーンを持ち、日本にも6箇所のホテルを所有しています。
ロシアから持ってきた5ドルでプリツカ&プリツカという会社を兄弟で立ち上げたという伝説的な男です。今は亡くなっていますが、生前、そのプリツカさんと会食をしたことがあります。その際「自分は世界中の株を買って損をしたことはない」と言うので、株を購入する前に一体どんな調査をするのかと聞いてみると、
「ではついてきなさい」と、夜10時にプリツカさんの車で、首都高速を一周したことがありました。オフィス街を通ったときに煌々と明かりのついている会社がありました。
それを指差しプリツカ氏は「見ていなさい。あの会社は来年は必ず業績があがるでしょう。こういう会社の株式を買えば間違いない。働く会社は万国共通で業績が上がっているのだ」と教えて頂きました。
9 百聞は一見にしかず
「百聞は一見にしかず」と言いますが、実はその先の先があるのです。
百見は一考にしかず、百考は一行にしかず、百行は一効にしかず、百効は一幸にしかず
これは、聞いたら見に行き考える。考えたら行動に移したい。行動しても効果がなければ意味がない。そして幸せにならなければ駄目だということです。中国で学んだことの一つです。
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