2代目から地域NO.1へ3
1年目
3 親父とは解り合おうとしなくて良い
私の親父は木材業を営んでいましたが、私が起業する際に店をたたみ、上京して私の事業を応援してくれました。今でも感謝しています。
親父とは仕事の話になるたびに口論になりました。
私たちは3世代で同居をしていましたが、そのうち妻経由で手紙が届けられるようになりました。
一緒に住んでいるのに手紙が送られてくるのですから、どのくらい悪い関係になっていたか想像がつくでしょう。
私はその手紙に簡単に目を通すだけで、きちんと読んでいませんでした。
関係が悪くなるたび私に対する呼び方も、千代治→あいつ→あの野郎と変わっていったことが、今では残念に思います。
親父は93歳でこの世を去りました。亡くなる日の朝、寝ている親父に「何かありますか」と声を掛けたところ「何もない」と返事が返ってきました。それが最後の会話でした。
晩年は寂しい人生だったかもしれません。今では申し訳なく思っています。
息子と親父の意見が違うのは当たり前です。お互いに生きてきた時代が違うのですから、
当然価値観が違います。どちらの言い分も正しいのです。
お互いの意見が同じだとしたら、よほど親父が進んでいるか、息子の考えがよほど遅れているかだと思います。
皆さんの家はどうですか。
ここは割り切って、親父は親父、息子は息子で進めるしか方法はないはずです。