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裏千家初釜

本日、恒例の裏千家の初釜がありました。どのような雰囲気か、お伝えします。
会場の裏千家の東京道場は、道場をはさんで両側に、間口20間、奥行20間、400坪の敷地があります。10年ほど前に、この場所に引越、勿論、内装は上等な木材を使った数寄屋づくりで、外観も数寄屋風にまとめています。住宅をやってきたものから見て、本当にすみずみまでゆきとどいた建物です。
驚くのは初釜の準備が万全に行われていること、室内の掃除、庭の手入れ、庭の木の葉を一枚ずつ、ほこりを濡れた布でふき取っているというものです。
初釜は一の席、二の席と2日間行われ、一の席は、現職の総理と閣僚を中心に著名な方々が招かれ、私は、二の席で、総理経験者と財界人の方々で、今年は、小泉元総理と前幹事長と、同席でした。
昨年の初釜には、福田前総理が二の席におられ、私から「200年住宅をやられるのですね」とお訊ねしたところ、「ぼつぼつね」とおっしゃられました。
32畳の待合いに、60名入って、裏千家の古美術、書画、焼物、茶道具を鑑賞しながら、全員の集合を待ちます。毎年思いますのは、60名も集まると騒がしくなるものですが、全員茶人なので静かです。気をつかいいい雰囲気の待合いです。会話をしたい方とは時間も持て、楽しい時間です。それから、茶室に招かれます。茶室は32畳の3部屋続きで、皆さんが正座したところへ、家元がお茶を立てます。お濃茶を運ばれるのは、前家元の大宗匠で、ご丁寧にお茶が運ばれます。一つのお茶を四人で分けて飲みます
家元が、その年の話題について話をします。今年は、牛年で、今は急げばいくらでも早く進むことができますが、早く行くと見落とすこともあるので、牛のようにゆっくり進むことが大切です、と年頭の挨拶を述べられました。
その後、席をうつして、お食事となります。畳の上に、椅子とテーブルが用意され、床の間には、由緒ある掛け軸がかかっています。約一時間お食事をいただき、残ったものは、裏千家の用意した箱に入れていただき、持ち帰ります。約二時間の新年会は、裏千家の奥様と一族の方々がおもてなしくださいます。
私は年に一度うかがうのを楽しみにしています。私は、前家元のご二男の伊住さんと、創園という会社を設立し、ご教授いただいております。

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