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HABITAは、MISAWA internationalの大断面木構造住宅の新ブランドです。新しい200年住宅の時代を作ります。



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環境の日にあたって

本日6月5日は環境の日です。1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。環境には3つあります。HABITAはいずれにも深く関係しております。

1.温暖化 ― 皆さんの家は、毎日壊されている。
人類が発生したCO2の3分の1は海面が吸収し、3分の1は森が吸収、残った3分の1は吸収されないまま、何万年も地球を覆うことになります。太陽の光が炭酸ガスを含んだ空気を通過すると、気温が上昇します。政府間パネル(IPCC)の報告書では、現在も二酸化炭素は3%ずつ増え続けているとのことです。産業界では、炭酸ガスを4%減らすことを目標にしました。非政府組織としては25%減らすことを目標としております。いずれにしても、炭酸ガスの排出抑制か吸収を行なうことが人類の大きな課題です。
地球温暖化の結果、想定外に気温が上昇したり、北極が溶け出したり、熱帯雨林が減少したり、各大陸で砂漠化が大規模に進んだりしています。日本は比較的恵まれているのですが、鹿児島では9年前、秒速100メートルというハリケーンが発生しています。終戦時、沖縄にしかいなかったシロアリが、大阪万博の際には大阪で見つかり、現在では北海道の一部を除いて全県にはびこり被害を与えています。
日本の森は、戦後植林されたものであり、約60年間にわたり、炭酸ガスを吸収してきました。しかし今後、炭酸ガスを吸収しなくなります。森の炭酸ガス吸収率は、生長期を100とした場合、80年経過すると20に減少してしまいます。したがって、私達は日本の森を伐採して活用し、その後、植林しなければならないという立場に置かれています。森を伐採すると環境が悪くなるとか、割り箸を使うと環境破壊に繋がるなどとよく誤解をされますが、森は使って新しくしなければならないのです。
現在、国産材市場は低迷しており、山林の経営が成り立たないというのが事実です。この改善には時間がかかりますが、HABITAでは長期に渡って取り組みたいと考えております。

2.資源の枯渇 ― 日本人は、毎日殺人をしている。
地球規模でみると、石油はいずれ枯渇します。新たな代替エネルギーが求められています。ウランに移行するというのが現実的だと思います。鉄鉱石も不足しています。
一番不足しているのは食糧で、地球上62億の人口のうち、25億人分の食糧しかないといわれています。アフリカには平均寿命17歳で、子供が育たないという国があります。学校給食で配られたとうもろこしを食べずに家に持ち帰り、家族と分け合い、命を繋いでいるというのが現状です。日本で餓死は考えられませんが、世界ではこれが事実です。私達が食事を残す事は、殺人を繰り返すことに他ならないのですが、そのことに気が付いていません。
森林を地球上から減らさないようにするためには、住宅は200年使わないといけない計算になります。現在の日本の30年住宅という耐久性は、間違いなく地球の緑を破壊しているのです。森の成長と人類の木材使用のバランスは200年で調和します。最近では「資源同調」と言われています。早稲田大学、京都大学、九州大学の先生からレポートが出ています。200年住宅を成功させなければ。

3.公害 ― 土壌汚染で超高層マンションに、10年間、明かりがともらない家。
産業廃棄物が公害になる場合が多いですが、建築廃材は大きな産業廃棄物で、30年住宅ですと大量に排出されます。住宅の産業廃棄物を焼却するとダイオキシンを発生するので、現在は慎重に行われていますが、それにしても廃棄物を出さないほうが良いわけで、200年に一度の方が30年に一度よりはるかに環境に良いということになります。大阪の超高層で10年間、1回も明かりがともらないマンションがあります。公害で使用が中止になったのです。
東京大学の山本良一先生のお話では、人類が生き延びるためには、環境効率を10倍にしなければいけないとのことです。7年前は7倍とおっしゃっていました。ファクター10という目標が人類の課題です。そうなると、200年住宅も不十分で300年住宅を作らなくてはということですが、とりあえず7倍の200年住宅にまず挑戦したいと思います。

200年、300年というのは夢物語のように聞こえる方がおられるかもしれませんが、日本には、桂離宮のように400年経って今なお美しく、これからも使われていくであろうという建物もあります。日本で一番古い住宅は神戸の箱木邸で、千年屋と呼ばれています。江戸時代に千年屋と名前が付いたので、実際には1200年程と思われます。
環境の日にあたり、私は住宅を天職にして良かったと思っております。

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