MISAWA international

HABITAは、MISAWA internationalの大断面木構造住宅の新ブランドです。新しい200年住宅の時代を作ります。



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音の好きな建築家のひとりごと
-HABITAは音響的にすばらしい-

建築家の山本富士雄さんからお手紙をいただきました。

ゲーテはパリ郊外のシャルトルの大聖堂を見て「建築は凍れる音楽である」と言いました。
ボーイソプラノとして聖歌隊で歌いはじめ、23年前にオーストリア「ザルツブルグ夏の音楽祭」に、合唱団メンバーとして歌い、20年近く前にウイーンのニューイヤー第2夜コンサートに、妻と二人の娘と家族でオーディションを受けて、ウイーン楽友協会専属合唱団メンバーと共にゴールデンホールであい次いで2度歌い、現在もセミプロとして歌い続けている私が建築家になったのは、クラシック宗教音楽を通してキリスト教的プロフェッション精神を理解したからです。
クラシック音楽を愛する建築家として、数多くの建築設計に携わり著名な音楽家のレッスンルームやリスニングルームを始め、ホームシアターも数多く設計して参りました。
ご縁あって、ミサワインターナショナルのHABITA住宅モデルルーム4棟を見る機会がありました。これを見学して、思い起こしたのは(東京芸大の前身)上野音楽学校奏楽堂として明治23年に建てられ、昭和53年上野公園内に移築された「奏楽堂」でした。木造でありながら、まことに柔らかい響きを持つこの音楽ホールで聴いたパイプオルガン演奏はじめ、演奏の数はおそらく30回を越しているでしょう。天井にある横架木材はじめ、壁も床も木に覆われています。木の架構が音の響きを美しく柔らかくするのです。パイプオルガンの音とトランペットの音が響き合いながら溶け込んでゆくさまに、感動したのを昨日のように思い出します。
和室天井を除いて、木組みの小屋組みを現わしにし、壁も左官の粗塗りにしたこのHABITA住宅は、音響的には反射と吸音が程よく、ライブでありながら柔らかく耳に心地よい響きだと直感しました。「かしわで」を打って声も出して確かめましたが、間違いなく素晴らしい「おと」の存在を確信しました。次回は楽器を持って行って音を出してみようと思っています。
きっと良いリスニングルームになるでしょう。舞い上がった音が小屋組の木に反射吸収され、柔らかな音になって響くでしょう。ロフト感覚のこの部屋は、壁面に僅かな凹凸を着けフラッターエコー(鳴き竜現象)をなくせば、フローリングの反射で程よい響きのあるライブな音楽が楽しめます。ホームシアターとしてもカラオケルームとしても素晴らしい空間になるでしょう。もとより屋外からの騒音を遮断しないと、音楽は楽しめません。
その工夫としては、2重サッシと遮音性のある硬い外壁財の使用で、特別な重装備をする必要はないと思います。本格的やりだすと、音響設計は限りなく奥が深くお金もかかるのです。音源のスピーカー音を鈍らせる湿気に対する工夫は必要でしょう。ちょっとした工夫は住む方のご意見を聞きながら、耳で確かめて、時に計器を持ち込んで調べながら微調整すれば良いのです。
本格的な(ステレオ)マニアには、低音域吸収のためのポケット・レゾネーター(長方形の箱で片方を塞いだもの)の設置や、さまざまなカーテンや音響を微調整するパネルの設置など(絵やカレンダーを吊るすだけで響きが一変するのです)で満足の行く空間を工夫して造りだせます。
「音焦点」(凸面に音を当てれば音が拡散し、凹面に音を当てれば音が一点に集中する)や「音死点」(拡散も集中もない)を造る大きな凹凸空間のないこの木造小屋裏現わしのHABITA住宅は素晴らしい音場を作り上げることの出来る素材だと確信します。快適な住生活は「音」の問題抜きには語れないと思います。インテリア性、居住性など音と、光と香りと空気と温湿度と、合わせてトータルテ的に追及すべき時代だと実感しています。HABITA住宅は、お客様の要望に合わせて少し工夫を加えれば、お客様にお悦び頂ける快適機能を具備した唯一の200年住宅になるでしょう。              以上

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