生活重視
今回の選挙では、生活重視に力がいれられました。住宅の仕事は生活そのものです。子どもの話、教育の話、年金の話。いずれも住宅に関係が深い、生活重視とは、住宅を真面目に考えてみようということだと思います。
私のところに、お客様からお手紙をいただき、その方は長く使って安くなるということに気がつきましたと書いてありました。ファーストフードなど、ただ安いだけのものが流行っているなかで、長く使って安くなるという、新しい提案はいいことだと、近いうちにおたずねくださるそうです。
HABITAでは、具体的には、200年住宅を100年住宅ローンでやろうということで、住宅を上手に使って、月々の負担を少なくしようとするものです。今、HABITAですすめている100年住宅ローンは10年住宅ローンを10回繰り返す。一番安い金利のものを選び、10年ごとに住宅の性能を調査して、担保価値があれば、次の10年住宅ローンを行います。10年ごとに金利の調整もします。100年住宅ローンとなりますと、親子ローンではなく、継承ローンということになります。200年住宅を、最初の方が30年暮らしローンを払うと、次の方が70年住宅ローンが付いている状態で購入します。このように住宅とローンを3人、4人が継承していく仕組みです。住宅ローンは、収入の2割が目安といわれますが、手取りと総額では、負担がまったく違います。総額で2割ですと手取りでは3割になってしまうのが現実です、手取りで2割が望ましい。
教育は、家庭でするものだというのが大前提にあるわけです。そのためには、まず家がなければいけない。子ども部屋が本当にいいのか悪いのか、居間で一緒に過ごした方がいいのか未知数な段階です、住宅業界で議論していかなければならない。日当たりが悪いと、子どもの健康によくなく、病気がちな子どもになる。子どもを育てるには、庭つき一戸建がいい。教育は、家族の話、人との接し方、挨拶は、学校で教えることではなくて、家庭のことでの事柄。
それから医療です。日本建築学会長の清家清さんが「家相の科学」という本を書いてから家相が世の中にひろまった訳ですが、家の日当たりと風通しのことです。技術の進歩により変った内容もありますが、家相は正しい。