MISAWA international

HABITAは、MISAWA internationalの大断面木構造住宅の新ブランドです。新しい200年住宅の時代を作ります。



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2009年10月27日

石の時代

ソーラーバッテリー
太陽光発電が注目を集めています。政府の補助金もあって、各家庭に普及しはじめています。10年でもとがとれる、投資が回収できるといっていますが、私は、現在の状況は不充分と思っています。現在、1Wの発電をする投資額は700円です。350円を切らないと、本来の意味でお客様のためにはならないと思います。私が30年前、太陽光発電に注目した時は1W20,000円していました。約30分の1にコストダウンできたわけですが、さらなるコストダウンが必要です。コストの面だけでなく、屋根の上のソーラーパネルは、不安定で台風など心配です。そしてデザインが悪いのが決定的にまずい。デザインの悪い家はゴミになり、家の価格がつかないことになってしまう。まだまだ一層の向上が期待されます。

半導体
半導体は身のまわりに普及していて、テレビから携帯電話から電子機器まで使われています。ソニーが手のひらにのる携帯用ラジオを、昭和30年に発売して、世界に衝撃をあたえたのも、古い話になりました。半導体のおかげでコンピューターが発達して、世の中のあらゆる産業が、あるいは生活が、一挙に効率をあげることになりました。現在の繁栄は、半導体によるということで、「産業のコメ」といわれていますが、半導体も石からつくられた革命的なできごとでありました。人類に多大な恩恵をもたらしております。

セラミック
セラミックは、地球上に一番たくさん存在する珪砂です。この珪砂を原料にして、さまざまなものができます。金属より固い焼き物ができて、高精密の機械が稼働しています。この分野は、日本、ドイツが有力で、産業に大きな貢献をもたらしております。
住宅では、ニューセラミックといわれ、やわらかいセラミックが開発され、構造体であり、同時に断熱性、耐水性があり、仕上げ材としても適し、機能を持っており、多機能素材と、私は命名しました。その後、いろいろな製品に多機能という言葉が使われておりますが、ニューセラミックの多機能素材からひろがったものです。まだまだ開発の余地があります。

海水からウラン
日本は唯一の被爆国として、原子力の利用に抵抗がありますが、温暖化対策と石油資源の枯渇を考えた時、原子力発電の重要性はますます高まります。この原子力発電に必要なウランを海水から取り出す技術が、高崎の日本原子力研究所で20年前開発され、青森と沖縄で実験が進みなした。海水に含まれるウランは、1㎥当たり3ミリグラムで、全海水で45億トンとされ、陸の1,000倍近いウランが海にあります。海に囲まれた日本は、この技術開発で、一挙にエネルギー大国になることになります。この技術開発が発表されると、すぐに、中東から高崎に、殺し屋がきたという、物騒な話もありました。

レアメタル
レアメタルが注目を集めています。リチウムは蓄電池に活用され脚光を浴びている材料です。ビスマス、テルルも注目を集めています。ネオジウム、ジルコ二ウムは、ハイブリット自動車、電気自動車、発電機で、飛躍的な効率を上げる鉱材として注目されています。以上のレアメタルは、特定な地区に存在していて、地球全体に平均的にあるものではありません。したがって、限られた資源の争奪戦が活発におこなわれている現状です。レアメタルは、コンピューターの発達で分析と人工的な合成が可能になり、今後、大きく世の中を変えることになると思います。最も進んだ最先端技術です。

2009年10月26日

石の時代

時代の繁栄は、技術によってもたらされています。
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原料という見方をすると、50年代、60年代は鉄の時代。
60年代、70年代、80年代は油の時代。
90年代、2000年は石の時代。
石の時代は、半導体、レアメタル等々が注目されています。私は幸いエンジニアなので、その時代、時代の技術にふれることができました。現在の石の時代についてお知らせします。

2009年10月25日

秘書50名

新政権の発足と同時に、小沢一郎の活躍が注目されています。小沢一郎は、自民逆転の仕事をおこない、新人を多数当選させたといわれています。小沢さんの秘書50名が、各新人にはりついて選挙活動をおこなった成果だと聞いております。選挙後は、慣れない新人に政治活動について教えてあげて、何かとお世話をしていると聞いています。小沢幹事長は、新人から世の中の動きをくみとっていることだと思います、そこからまた、自分の政策を新人に伝えることかと思います。小沢さんは自民党の時代から、このような手法で、派閥ではなく、気脈の通じている仲間を集い、自分の政治活動に役立てているということに、日ごろ関心を持っています。
私も50年も、こういう住宅産業をやっていると、一緒に仕事をした仲間が多い、私の決して秘書ではありませんが、お互いによく理解しあっている、気持ちが通じあっている方に、お会いして仕事の将来について語ることを大切にしています。
今日も2人がみえられて、現在HABITA提携企業で活躍中でありますが、今後提携企業を大きく成長させて、できれば株式公開をさせようというような話をしました。仕事というのは勤めている業界が違っても、勤めている会社が違っても、組織が別で違っても、よい仕事をしようという者が連携しながらお互いに情報交換することが、事業成功の一つの方法だと思います。
日曜日でありますので、家族に怒られないように、早めに引き上げました。

2009年10月24日

OBがひょっこりあらわれる

ミサワOBがひょっこりあらわれ、彼はまだ40代なので、発展する企業に参加したいということでした。彼の提案は、自分が中心になって、総合住宅展示場で、住宅の販売を数名で行なう。販売だけ行なった工事をHABITA提携企業10社ぐらいでやってくれないかという話でありました。住宅産業には、販売会社という形態はほとんどなく、私の知っている限りでは、岡山に1社あって、ミサワのOB、積水のOB、大和のOBが住宅販売をおこなって成功しているという話をきいております。今回はそれと同じ内容かと思います。将来を見越した話をきかせてもらい、楽しい時間を過ごしました。

女子社員と、テキストづくり

今日は、女子社員の一人が結婚式ということでしたが、結婚式に出席しない女子社員と、今月末、来月はじめの経営研修、営業研修のテキストの作成を1日行ないました。おかげで、間に合いました。

2009年10月23日

津山の住吉木材工業さんを訪問

住吉木材工業さんは三代続く木材業の会社さんで、津山は木材の産地で、いずれHABITAに木材を供給していただきたい椙材、桧材のある場所です。住吉木材工業さんは住宅の供給もやっておられまして、この度、HABITA提携企業の話もさせていただきました。住吉木材工業さんは、大変立派な店構えで地中海風の明るいスペイン瓦とベージュの壁の事務所で、その隣に結婚式場を併設して運営しており、こちらもスペイン風の建物です。駐車場を挟んで、分譲住宅を販売しており、やはりスペイン風の建物で、完売しておりました。ここが一つのコミュニティとなっていて、大変いい雰囲気を醸し出しておりました。以前、このお店はインテリアのファブリック、小物を扱っており、優れたインテリアのセンスの経営者が経営している会社さんです。
私は、ぜひHABITAに取り組んでいただいて、HABITAもこのようなコミュニティに合うデザインが可能でありますから、採用いただいて、展示場をおつくりになっていただくことをおすすめして、帰りました。
話し合いの中で、今後の住宅市場について、驚くべき衝撃的な話を伺いました。お客様にお会いしている経営者でなければ、気がつかない内容でした。住宅業界でこの話に対応している会社は、1社もありません。私は、この大切な話を持ち帰って、当社のモデルに、ぜひ採用していきたい、このモデルがヒットすることは間違いないという確信をもちました。現代の社会情勢を読みとり、現在の家族関係を読みとったご経営者の意見を教えていただいたことに、深く感謝申し上げます。ブログでお礼申し上げます。
この3日間は、国会を振り出しに、広島、岩国、沼津、豊橋、岡山、津山、東京のルートで帰ってきて、東京で HABITA提携企業説明会に、20名の方に参加いただき、充実した3日間でした。やはり、生野菜と同じで、生の情報のある現場をまわらないと、身体によくないということを実感しました。下期になって、当社の業績も明るい展望をもつことができました、関係の皆様に、お礼申し上げます。

2009年10月22日

豊橋の高収益会社さんと面談

午後、豊橋に年間100棟、20億円やっているCC社があります、12年連続で経常利益を10%出しています。粗利益については、ブログでは伏せますが、大変、高収益な会社さんです。社長の年収は3億円あり、社員は  3,000万円という例もあります。経営は、いろいろな工夫がされており、契約時に全額入金している、別途工事分は500万円を預かり金として、預かっています。建築中に中止になれば困るので、そのようなことをしているという話です。
この会社さんは、アフターサービスについては完璧にやっており、12種の職方に、多能工を1名ずつ養成しており、木工事の不具合で行った多能工が水道、電気の点検もしてくるということをやっています。どの職人が来ても、アフターサービスのすべての箇所を点検できる仕組みになっています。チェックシートによって点検を行なうわけですが、チェックシートの最後に「そこまでやるの」という項目があって、職人が現地で考えて、お客様のためになることをやることを一つやることになっています。台所のまな板は使えば中央がへるわけですが、カンナをかけて、平らに直してきます。そこまで気を使ってやっています。高収益経営の基は、優れたアフターサービスにあるようにみうけられました。

成功ビルダーさんと懇談

午後、沼津の平成建設さんを訪問、今回は全国の成功ビルダーが10社ほど集まって意見交換です。私はたのまれて話をしに行ってきました。平成建設さんは、国立大学の卒業生を大工に育て建設をおこなっていることで有名なビルダーさんです。集まった成功ビルダーのメンバーはそうそうたるメンバーで、新潟の夢ハウスさん、栃木の四季工房さん、岡山のイシンホームさん、鹿児島の新建ホームズさん、他でした。私からは、HABITAを開発した経過、世界の古民家の調査、日本の古民家の調査の話をして、今後コラボレートしてやっていきたいと提案しました。成功するビルダーさんは、人の話をよく聞いて事業をすすめています。

2009年10月21日

岩国の安本建設さんと打合せ

夜、岩国の安本建設さんに、9時に広島に来てもらい泊まり込みで打合せをいたしました。翌朝、朝食も一緒でした。安本建設さんは、岩国で有力な建設会社さんです。新しい時代にあった経営をお願いしてきました。今後、取り組んでいただく約束ができました。

広島モデル最終打合せ

広島で、HABITAのモデル住宅が近く完成し、今月末発表するということで、出向きました。5か所ほど改善した方がいいという指示をしました。心血を注いだ職人さんの仕事をやりなおす訳ですから、それなりに気を使って指示をしないと、不愉快な思いを残すので、私は、大入袋に5円玉を入れて、不具合な場所に貼ってきました。大入袋を真直ぐに貼ってあるのは正解、少し間違えているのは45度斜めに、そうとうひどいのは90度に、間違っているのは逆さまに貼ることにしています。5か所直してきました。
モデル住宅については、より完璧なものにして、お客様に見ていただきたいので、以前より実行しています。現場とのコミュニケーションになりますので、今後も続けたいと思います

新政権に、住宅経済対策を聞かれる

新内閣の大臣3名に、住宅経済対策を聞かれ、新設住宅着工数が、本年は8月が特に悪く暦年では77万戸程度しか見えない、最悪に推移していることを申し上げました。このように景気が悪いと、お客様が慎重に構えて、本来建てられる方も見送っています。ローン減税など政府も手を打っていますが、効果が見えない。どのような対策をと、聞かれましたので、私からは、長期優良住宅が法制化され本年6月から実施されていますので、国産材を使って地産地消で家を建てると、地域の経済も活性化する、家賃程度で家が建てられるように、住宅ローンを70年、100年と長くしたい、提案は継承ローンという、金利の低い10年の短期ローンを、7回から10回繰り返す方法、その場合、建物の耐久性も10年ごとに検査する、ローンの返済をする人は、親から子への場合もありますが、他人に継承し、100年間を3~4人でシェアする方法です。
80年前、アメリカの大恐慌の時代、住宅の着工棟数が90万棟から9万棟に減少したおり、当時ニューディール政策の一つとして、住宅ローンを6年から20年に伸ばしたことがあります。これにより、着工棟数は20年で回復しました。各大臣とも住宅経済対策に興味を持っていただきました。

2009年10月20日

忙しい日でした

6:30 来客があるので、庭の掃除、水まきを、朝一でした。
8:30 自宅にHABITA京都LIVさんの波多野社長が、自宅をHABITAで建設したいということで、私の自宅を見せろといって、早朝から見えられ、ご案内しました。
10:30 建設省OBでご活躍されている戸谷先生が来社。イギリスの田園住宅について説明をいただきました。
11:30 長沼様の紹介で、サニーカントリークラブの清水様が来社。ゴルフ場付きの田園住宅について打合せ。
12:30 創樹社の古川社長が来社。新しい住まい方、田園住宅の話をして帰った。
14:00 科学検査機構の坂本様が来社。
17:00 吉田工務店様が来社、免震技術について打合せ。HABITAに取り入れたいと考えています。夜遅くまで時間をかけて話してみました。
23:00 訪問客が多く、忙しい日でした、帰宅。

2009年10月19日

企画住宅は、なぜ良いか

HABITA200年住宅の企画住宅を建てたいが、特長がよくわからない。こんな問い合わせにお答えします。
企画住宅は長く使えます。
企画住宅は住宅会社がたくさんの経験からお客様に推薦する企画です。
まず、第一の特色は、住まいが古くなって、売却する場合、お客様の考えで自由に夢をふくらませた家は、価格がつきません。次のお客様は、その家に住めないからです。ごく一般的にいえば、10年住んだ家はゼロ資産となります。それに対して企画住宅は、2-3割引きで売れるでしょう。合理的な考えをする米国では、企画住宅が主流です。家を手放すことは考えないのがお客様の考えですが、一度冷静に考えてみてください。
第二に、企画住宅は理にかなった設計になっています。間取りは子ども部屋が日当たりの良いところにし、次に居間、食堂が日当たり、風通りを良くしています。主寝室は日当たりはいりません。住みやすさを考えた平面計画をしており、ムダな空間がない、専門家が考えた「間」で設計した建物に仕上げています。将来、子どもが大きくなった場合、車が増えた場合、来客が車で訪れた場合を考えている。可変空間を可能にしています。
第三は、構造的に正しく、強度があり。耐久性が200年あります。構造計画をして、構造計算をしています。
価格は材料と手間によって決まるわけですが、ムダな材料、手間のかからない設計、仕上げを取り入れているので、割安感があります。
建物の東西南北が美しい型をしており、家自体の価格を上げていることは勿論、街並み形成に協力して近隣の隣人ともうまくいくように配慮してあります。専門家プロが考えた提案が随所に取り入られております。
同じ建物に住むのは、いやだとお考えの方に、屋根の材料、色、外壁の色、エクステリア、敷地の高低の違いで、同じ家には決して見えません。
第四に、施工のミスがないように、無理のない設計をしております。入居者のクレームが少ない。多くの経験から、研ぎ澄まされた計画、配慮となっています。はじめての設計、はじめての施工は、何か不具合がありがちですが、繰り返してつくられている企画住宅は不具合が少ないはずです。設計料がかからない、積算の手間もかからない、建築費は安くつく施工のはずです。
お客様には標準化と工業化のメリットは多い住まいです。私は友人に、企画住宅をすすめています。流行に流されていないセンスで、時代を先取りしてお役にたつよう努めています。
企画住宅を作り上げるには準備から3年はかかります。開発費に少なくとも1億円はかけております。

HABITA京都LIVさん、モデル3棟完成

HABITA京都LIVさんで、モデルが3棟完成。現地にて3棟の検査に行ってきました。良くできた場合は、大入袋を正しく貼った。改善が必要なところは45度傾けて貼った。大きく改善が必要なところには90度傾けて貼った。やり変えるところは、反対に貼りました。展示場となるモデル棟については、今後も巡回したいと思っています。特に正しくつくらねばならない。来週は広島に行く予定です。
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2009年10月15日

田園住宅プロジェクト

畑付き住宅、アメリカではBOBOSといい成功者がお客様を持て成す時、自分でつくった食物を自分で料理してもてなすのが、成功者といわれます。新しいライフスタイルです。ソ連では国が崩壊した時、生活が混乱しなかったのは畑付き住宅のダーチャがあったからといわれています。ソ連がロシアに変わった時です。生活に困らなかったということでした。ドイツにも、菜園付き住宅のクラインガルテンがあります。日本でも、そのようなことがはじまっています。
HABITAで、17か所すすめています。その内容を打合せしました。

2009年10月13日

企画住宅の型

住宅を200年使うことは、家族構成がどんどん変っていきます。プランは保守的な方がいいはずです。その上で、スケルトン&インフィルで対応することになります。構造体は変ることなく200年使うわけですが、インテリアは住む人、家族によって全く変ることになります。
設備は年々進んで新しいものが生まれていますから、入れ替ることになるでしょう。外装も進化するはずです。

2009年10月12日

企画住宅オリジナル造りつけ家具

造りつけ家具は、一般的に高いというのが認識ですが、HABITAのオリジナル造りつけ家具を開発しました。玄関の下駄箱、クローゼット、リビングのサイドボード、ダイニングのカップボード、キッチンの食器棚、子ども部屋の収納家具、主寝室の収納家具。誰も考えなかった表面が布製、絹の織物製でできています。HABITAの真壁構造によく合うものができたと思います。

2009年10月11日

企画住宅都市型モデル

HABITA企画住宅都市型モデルを、28坪、32坪、36坪、40坪、44坪の5プランに増やしました。今回は、小さい敷地に入るものを検討しました。また、大きな敷地にも対応しました。企画住宅都市型モデルの特色は、2階がオーバーハングで、1階より大きくなっています。1階の空間は、クルマがすっぽり駐車でき、南側には、小さい敷地でも庭を設ける、世界ではじめての試みです。HABITA企画住宅都市型モデルは、大断面だからできた住宅です。一度ご検討ください。

007と松杭

日曜日の夜、ジェームスボンドの007をTVやっている。水の都で知られているベニスの街の五階建てのビルが何と木造ではないか、海面より地上にのびている杭も松杭である。内の副社長より聞いていたことがあったが、改めてびっくり。
ボンド君の活躍でビルが崩壊して海中にしずむシーンなのだが、改めて驚いた。
松杭の強さは、東京駅、丸ビルの再開発に当り、以前使っていたビルの地下の杭を見せてもらったことがある。少しもいたんでなく、その杭は、その後、家具に使われたと聞いている。1923年関東大震災の際、1198年相模川に架けられた橋の杭が液状化により浮上した。なんと、725年間使われていた。松杭は、今改めて見直されて、コンクリート杭より、エコだということで使われだしている。

2009年10月10日

企画住宅を考える

ついこの間まで、住まいづくりは奥様の夢でした、20年前はご主人の城でした。現在、住まいは…。こんな家庭が増えている。
お父さんは、仕事が忙しくていつも帰りが遅くなる。
お姉さんは、クラブ活動と言って日曜日も良く出かけて行く。
妹は、塾通いで平日の夜は一人で食事をする。
お母さんは、子どもに手が掛からなくなって暇になった。
お父さんは、休日には大抵ゴルフに行く。
子どもたちは、最近自分の部屋に居る時間が長くなった。
お母さんは、近いうちに自分ももう一度働こうと考えている。
子どもたちと、お父さんの間に会話が少ないと思う。
家族揃っての食事が少なくなった。
子どもたちは、友達と会っている時の方を大切にしている。
家族がそれぞれ、今何に興味をもっているのか解らない。
将来どちらの子に財産を譲るか迷っている。
定年退職後に、何をしたら良いのか決めていない。
この家で、どの様な老後を迎えるのだろうか。

こんな家庭が増えている、これからの住まいの在り方も変りつつあります。答えは?

2009年10月05日

日本の住宅と林業についてレポート

MISAWA・internationalの市場開発の大原顧問の、日本の住宅と林業についてのレポートをご紹介します。

日本の住宅資産の実態
我が国の国富総額2,600兆円に対する住宅資産額は10%弱の250兆円。
米国の国富総額7,500兆円に対する住宅資産額は30%の2,500兆円。
年間住宅着工に大差がないのにもかかわらず、日本の住宅資産は米国の実に10%程度しかなく、いかに社会的資産として残っていないかがわかります。
中古住宅(既存住宅)の流通量の面で比較すると、
日本の住宅ストックは、5,400万戸で世帯数4,700万戸に対し家余りの状態にありながら、中古流通市場での取引きは年間18万戸程度。
米国のストック、1億4,000万戸で取引きは年間700万戸が流通しています。
日本の既存住宅は、市場に乗らず取り壊されているが実態であり、更には耐震基準に満たない住宅が1,100万戸という現状です。
これは、住宅の寿命にも裏付けられ、
耐用年数を比較すると、日本は30年足らずに対し、米国の45年、英国の75年という実態があります。
2003年時点での築後50年程度の住宅ストックがわずか4.7%218万戸しかありません。
欧米の築80年超の住宅ストック割合の20%を考えると、日本ではいかにスクラップ&ビルドが一般化しているかがわかります。
日本の住宅は、築後20年もすれば、残存価値はゼロに近い状況で、住宅ローンが完済するかしないかのうちに、取り壊されるという実態にあります。
これを家計で捉えると、
年収5倍ものローンを組み、返済で家計が圧迫され、ゆとりのない生活を余儀なくされながら、住宅の価値は年々減少し続け、20年で資産価値がなくなるという状況では、年収の5倍の住宅であれば、毎年年収の20%ずつ資産を失う事になります。
要するに、所得の20%を毎年失っている事になるわけです。
 高齢化社会に突入する中、地球環境面においても、経済的観点からも、スクラップ&ビルドの社会と明確に決別する時期にあることは、明らかです。

日本の住宅の実態
近年の日本の住宅は、
技術面における、強度や居住性に重点を置かれてきました。
強度については「耐震性」、居住性については「高気密・高断熱」等。
建材・住宅設備機器メーカーにより、システムキッチン・浴室・便器・洗面化粧台等、魅力的な商品が開発され、それが豊かさの象徴のように捉え、内外装の見かけ重視の住宅建築という状況にあります。
反面、最も重要な性能である筈の、「耐久性・長寿命」という考えは脇に置かれ、
4寸の柱が3寸になるなど、次第に構造材は細くなり、見えない部分に対する予算のしわ寄せが続きました。
今では、建築費に占める構造材の割合は10%程度しかなく、更には安い外材に頼り、生乾きのグリーン材で建てられる住宅まで現れる始末です。
これでは、耐用年数を延ばす事は不可能で、資産価値が毎年減少し続けるのも頷けます。
中古市場においても同様で、耐震基準などは脇に置き、目に付く設備機器の取替え等を中心としたリフォームによる流通が主流で、市場価格もそれらにより決定される現状にあります。
消費者が耐久性について認識する必要があり、業界として先導すべき問題と考えられます。


日本の住宅産業構造
日本の住宅産業は、工業化によって発展してきました。
その牽引役でもある、住宅の躯体部分の工業化を推進してきたプレハブ住宅ですが、事業性を重視するあまり規格化を推し進めた結果、企業の思惑に反し、思うように市場の拡大が出来ず、新設住宅着工数に占める割合が、19%台をピークに下がり続け、現在では12%台という状況にあります。
プレハブに押されながらも、圧倒的なシェアを占めているのは、16万業者ともいわれる地元工務店であり、また工法については、一部に2×4が普及しながら、在来工法が圧倒的多数を占めています。
住宅が足りない時代には、それなりの役割を果したといえるが、人件費等の固定費や商品開発経費がかさみ、本来工業化による建築コスト削減で下がる筈の価格に影響し、地元工務店との価格差が拡大した事や、画一化された商品構成がお客様のニーズの多様化に対応出来ない等が原因と考えられます。
地元工務店は、特に現場に近く管理も迅速に対応が出来るなど、非常に大きい潜在能力がありますが、反面、資金的裏付けやブランド力など、圧倒的に社会的信用がありません。
また、情報量が少なくデザインやライフスタイル等、世の中の動きに対応出来ず、人材の育成や工程また顧客管理等、近代化出来ず何か工夫がないと現状維持が精一杯の状況にあります。
今後、市場規模に応じて、自然淘汰や再編等に選別が行なわれ、総数が大幅に縮小される事になります。

日本の住宅政策
「住宅建設計画法」→「住生活基本法」へ
戦後復興から高度経済成長期を通じ、人口と世帯数が増加していく中、都市部への人口流入が続き、絶対的住宅不足の状況下で、住宅不足解消を目指したのが「住宅建設計画法」でした。
現在は、住宅ストックが世帯数を上回り、経済も円熟期に入り、本格的な少子高齢化時代を迎え、社会情勢も大きく変わる中、スクラップ&ビルド時代が終わり、住生活の豊かにすることを目指し「住生活基本法」が制定されました。
「住生活基本計画」が策定され、全国計画では、06〜15年度の10年間に、基本的安全性・高齢化社会対応・適切な維持管理などの10項目を柱に13に及ぶ成果指標を示しています。
例えば
・ストックの新耐震基準適合率;75%→90%
・ストックの省エネルギー対策率;18%→40%
・住宅性能表示の実施率;16%→50%
・滅失住宅の平均築年数;30年→40年、など具体的数値が示されています。
これら目標は、新たなマーケット産業創出につながり、様々なビジネスチャンスが生まれます。

更に、国土交通省は、
長寿命(200年)住宅推進のため「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」を制定しました。
「長期優良住宅」とは、「構造・設備が長期使用構造等である住宅」の事で、構造の安全性・変更の容易さ・維持管理のしやすさ・品質性能から定義されます。
「長期優良住宅」は市町村長または都道府県知事の認定が必要で、認定長期優良住宅については、
登録免許税・不動産取得税・固定資産税の負担軽減や、住宅ローン控除額拡大など優遇され、
売買する際にも性能評価書を添付する事で、認定外住宅より高い価格で取引きされる事になります。

経済産業省では、
「今後の住宅産業のあり方に関する研究会」が中間報告のかたちで、「住み継ぐ」住宅システムの構築を打ち出し、適切な資産価値を保ち続ける仕組みの整備を目指しています。
また、学会・産業界の有識者による
「イノベーション25戦略会議」では、「200㎡、200年住宅」を例に挙げています。

まさに、スクラップ&ビルドからの脱却であり、良いものを長く使う方向への転換です。

200年住宅は、住宅寿命が6倍、メンテナンス費は家4軒分、差引き2軒分のプラスになる。
例えば、3500万円の住宅の場合、耐用年数35年だと1年で100万円の住居費がかかり、
200年では、住居費が1年で50万円ですみ、月割りにすると現行8万円が200年住宅で、4万円ですむ事になり、個人所得の向上が望まれない現在、大いに期待する政策であります。

地球環境と森林資源
地球環境問題は、世界が取組まなければならない、最大の課題です。
地球温暖化対策としての、日本の取組みが世界に問われております。
京都議定書で政府は6%のCO2削減を目標としましたが、現実は05年で基準年より7.8%も上回る状況にあり、相当の努力が必要になります。
排出状況を見ると、産業部門では基準年より削減されているのに対し、住生活部門は、37%も増加しており、これは住宅産業の責任でもあります。
一方、一大酸素供給地帯である熱帯雨林の消滅も深刻で、20世紀に入り既に40%が消失し、この状況を続ければ80年後には姿を消すといわれます。
原因の一つに焼き畑農業が影響しているものの、過度な森林の伐採も大きな要因であり、日本への輸出競争が大きく影響し、我が国の住宅産業の環境に対する責任も大きく問われています。
住宅産業としては、太陽光などによるゼロエネルギー住宅を目指すことは勿論ですが、その前に取り壊しによる建築廃材による環境負荷の圧縮に努め、住宅の長寿命化に取組む必要があります。
今後、中国やインドの経済成長による住宅需要を捉え、森林資源の確保の観点から、我が国住宅用木材の国産化対応が急がれます。

林業と森林資源の実態
日本の住宅に使用される木材の大部分は、外国産木材に依存している。原因は、主に国産木材の価格にあるが、国産木材流通量の絶対数不足は、林業労働者の減少につながり、人手不足による間伐停止林の増加から森林荒廃へ、その供給能力の減退へと悪循環に陥っています。
 林野庁によると、日本の人工林は約1,000万haあり、利用可能といわれる50年成の樹木は全体の3割にのぼり、これが10年後には6割に高まります。
蓄積量の増加が1億㎥/年に対し、供給量の2,000万㎥/年という実態です。
樹木は、生長時にCO2を固定し、生長につれCO2の固定化が鈍化します。その意味では、今ある木材を使用し、新たに植林をしなければ温暖化防止の効果も薄れます。
 日本の供給量対策として、都道府県毎に地元材の供給先に補助金を出したり、地元材普及のため地元産材を利用して建てる地元工務店ネットワークを立ち上げるなど努力はみえるが、ブランド力に欠け消費者に認知されず、営業も工務店にまかせ、普及するには至っていない状況にあります。

住宅産業の展望
これからの住宅は国産(地域)材、大断面がキーワード
 1.国産材使用 → 地元産業を活性化させ森林の循環を促進と地球環境に対応
 2.大断面構造 → 長期優良住宅により住宅資産価値を向上させ資源の循環に対応
 
事業化には社会的ニーズ、成長性、革新性に対応したブランド力が重要
 1.社会的ニーズ
 ・国産材自給率向上
 ・地域経済の活性化
 ・森林資源の活用により地球温暖化対策
 ・長期優良住宅の普及促進により循環型社会の形成 等々
 2.成長性
 ・既存中古住宅5,000万戸超の建替えストック
 ・国産材長期優良住宅のブランド化
 3.革新性
 ・真のゼロエネルギー住宅の開発
 ・健康で長生き出来る住宅の開発
 ・長期住宅ローンの仕組みの開発
 ・住宅に関する諸革新技術の開発

4.住宅需要120万戸が続く
・5,000万戸のストックで、40年で建て替えるとすると年間125万戸、30年で建て替えると166万戸となる。
・新たなライフスタイル、ライフステージの提案で住宅需要は引き続きあり、内需拡大の大きな柱である。

2009年10月04日

最近、悩んでいること

3万haの自然に、3,000区画の宅地があります。300戸しか家が建っていない、ほとんど空いていて、バブル時代に造った宅地、立派なインフラが完璧にできています。日本で一番広い歩道もついています。大きな池3haを含め、200haの宅地です。その隣に3万haの自然が広がっている。3万ha、1,000万坪の中央に立つと地平線となる平原です。1,000万坪というと、東京の山手線の中の半分の大きさです、ゴルフ場が30個入る大きさです。現に、ゴルフ場は、2つ完成している。後28個分が残っています。休日、グライダーが飛んでくる、熱気球が、日曜日いくつか飛んでいます。大自然の中に湖水があり、地図にも名前がのっています。とにかくでかいのです。
ある有志の御案内で、ある先生と見せてもらった。
「どのような街にしたら良いのか」という質問。先生は、日本で最もクリエイティブな方の一人、私はかねがね尊敬し、ご指導いただいている。先生は一緒に見てまわって「日本の未来が、世界の未来である。しばらくぶりに、わしは興奮している」とおっしゃりました。
私は、自分は想像性がある方だと思っており、自負も多少あります。その自負で実現して、今まで生きてこられたと思っている。
ところが、この大自然と整備が出来たインフラを見て考えがまとまらない。困りました。今朝、目が覚めたとたん、大自然と思い出し。今日は日曜日なので一日悩むことになりました。人は大自然を見ると興奮し、考える動物でやっかいです。悩み続けるのも良くないので、年内に結論が出るよう努めたいと思っています。3日朝7時
今思いついたのは、その地の出身者で、東京で活躍をしている人50人に意見を聞いて、熱い思いを共有できれば…。早速、会社の仲間2人に電話して主旨を話してみた。「そりゃ大変だ」「50人の人を考えてみる」だった。これから一人で、新幹線で行って考えて来る。

2009年10月03日

夢を見る方法 ― 社内研修にて

近年、夢がなくなったと言うことを、子どもも大人も言います。そうかもしれない。私は夢を見る方法は、きびしい現実をよく見て、ビジョンがあれば、夢は見ることが出来ると思っています。
きびしい現実は、現実を直視すれば、いくらでもあります。足元を見れば、いくらでもあります。きびしい現実は、皆見たくないのです。落ち込むのが怖いので、目をそらせる。それでは夢は見られない、しっかりきびしく現実を見てください。
ビジョンを持ってない人も多い。ビジョンは希望、頑張ろうではありません。「こうあるべきだ」という強い意志から生まれる信念のことです。強い信念を持たない人、きびしい現実を見ない人には、夢は見れません。夢があってはじめて人生です。夢がなければ、死んだと同じです。

2009年10月02日

新政権の動き

民主党の新政権が、本格的に動きだしました。現在は、新政権の発足で、ハネムーン中なので、よい話が前面にでている、今後は、よい話ばかりではないはずです。住宅に関しては、生活重視という視点から、力を入れてくると思われます。200年住宅、木材自給率50%、超長期優良住宅、住環境整備。住宅、正に新政権の目玉になっていくはずです。

2009年10月01日

国交省長期優良住宅先導的モデル事業採択会社
山下硝子建材さん、HABITA宣言

本日、大阪の長い社歴のある山下硝子建材株式会社さんで、HABITA宣言の会がありました。工務店、設計事務所200社が参加され、私から説明をいたしました。山下硝子建材さんで特筆すべきことは、国交省の長期優良住宅先導的モデル事業に応募して採択された会社で、本格的に200年住宅の展開ということで、今回、HABITAに取り組むことになりました。
当社は、住宅ローンの斡旋を、工務店さんに積極的に行っています。損害保険の事業も積極的に行っています。建物の保証事業(地盤保証、完成保証、性能保証、瑕疵保証)も行っています。
複雑な事務処理を代行して、ワンストップで行っているので、工務店さんは、不得意な事務処理を依頼しています。
長い社歴のある会社で、ハードだけでなく、ソフトを強化した珍しいケースです。私は、HABITA宣言で、これからの住宅は買って賣る時に、高く賣れること、お客様の住居費がゼロになることを目指さなければならない。そのためには、まず200年住宅が前提、という話をさせていただきました。住宅不況の中、お客様の信頼を取り付ける第一歩が、200年住宅だと思います。

住宅瑕疵担保履行法が施行

本日、住宅瑕疵担保履行法が施行されました。この法律により、新築住宅の売主または請負人の宅建業者や建設業者は、新築住宅を引き渡す際に、「保証金の供託」か「保険への加入」が義務化されました。消費者は、売主などが倒産した場合でも、保証金や保険金で瑕疵(欠点や欠陥)を補修するために必要な費用を2,000万円まで受け取ることができるようになりました。当然、HABITAは、住宅瑕疵担保履行法に対応いたしております。

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