日本は。高度成長時代に、GDPで世界第二位の経済大国になり、バブル崩壊により、停滞しており、失われた20年といわれています。新しい文明、新しい文化について考える時期にきています。
私の知る限りでは、先進国では、30年先を考えています。国の行政、政治家、企業も考えています。大学在学中に奨学金を与え、先々の人材の確保を考えているのが事実です。30年先を考えている国と、日本が競争するのであれば、40年先を考えていかなければならない。今までは、日本は先進国の真似をすればよかった。そのためには、知識を持つことが重要でした。真の先進国では、知識を持つことより、創造性を伸ばすことが重要とされています。大学の優秀な学生さんは記憶力のある人をいいますが、これからは記憶力でなく、想像力のある人が優れた人ということになります。日本は、改めて創造性を持って、次の40年を考えなければならないと思っています。
私は、東京、大阪、名古屋、大都市に人が集中しても問題は解決しないと思っています。海外にいくと、地方都市でも、非常に豊かな生活をしています。街も美しく、人柄もよく、経済的には、それほど高くはありませんが、そこには豊かさがあります。HABITAは、地方に提携企業を増やしているのは、地方の豊かさに寄与できればと考えているからです。
確かに、問題は山積している。
1.高齢化
2.人口の減少
3.シャッター通り
4.荒廃する農地
5.放置されている林業
6.医療問題
7.地方財源
社会が直面する問題は多い、その中で何を提案していくか、各町村で独自の文明、独自の文化、独自のビレッジを持つことになると思います。例えば、うちの町では、植物工場があり、古い神社もあり、美しい街並みがあるというようになるでしょう。40年後の社会を、現在、「2050年ビジョン」という書物を、いろいろな先生のお知恵を借りて書いています。
日本の住宅は、課題も問題も多いのですが、それだけ、楽しみにしています。建築・都市科学検査機構は、古い建物が、危険かどうか、古い橋が、危険かどうか検査します。今、日本には、公共的な建物でも危険なものが多くあるとのことです。
木材は健康にいいとか、親しみやすいとか、いいイメージがありますが、学者として数値化して研究されている秋田県立大学木材高度加工研究所の谷田貝所長にお話をうかがいました。例えば、木でつくった教室では、子どもがねむくならない。木でつくった部屋では、上も下も温度が一定で過ごしやすい。いずれ、皆さんにデータをお示しして、紹介します。
銀行で業績をあげておられる訳ですが、実業で実績をあげたいと来社されました。日曜日なので、私もゆっくり話ができました。環境破壊にならないように木材で、家をつくる。戦後、植林された木が充分にそだっているので、国産材を活用する。耐久性の高い家をつくれば、アメリカのように、おとうさんがつくった家にすむことができる。イギリスのようにおじいさんがつくった家にすむことができる。そうすることで、住む人が良い街をつくる。日本人は、平均7.5回引越しをしており、その時、ライフステージにあった家に住めるように、やらねば、ならないことは沢山ある。構造体の改革、設計の改革、情報の改革、金融の改革、エネルギーの改革、街づくりの改革。時を忘れて、語り合ってみました。
HABITAの伊田テクノスさんは、創業明治43年で今年度101年目をむかえました。伊田テクノスさんは、土木と建築に精通した会社ですが、この度、住宅部門に積極的に取り組むことになり、HABITAと提携しています。すでに、本社の隣に、HABITAのモデルも建てて、専務さん、住宅部門責任者が自宅を、HABITAで建てました。事業を成功させるためには、トップ自ら姿勢を示すことが大切であると考えておられます。
創業百周年の記念講演では、埼玉医科大学の丸木理事長が講演されました、日本人は欧米の能力主義ではなく、日本人の資質を活かした経営が重要であるといい、日本人の資質とは、誇りを持って仕事に取り組むということでした。伊田テクノスさんの社員の皆さんは、正に仕事に誇りを持っておられるので、今日があると、一致した話をしておられました。講演に出席して勉強になりました。
伊田テクノスさん、創業百周年、改めて、おめでとうございます。

静岡の掛川で、HABITA提携希望企業13社と懇談会。設計事務所の方が半分、建設会社の方が半分で意見交換をしました。皆さん、長期優良住宅に興味を持っていて、さんぶのHABITAのモデルを見学にいく約束をして、わかれました。
福岡の九州大学の移転地に6万坪の森林があります。ここは九州大学学術研究都市として、全部で60戸ほどの街になろうかと思います。九州大学の教授の方々がコーポラティブで家を建て、暮らすことになればと思っています、南傾斜の日本海を望む風光明媚な土地であります。コーポラティブの良い点は、事前に入居者が決まっているので事業者にリスクがありません、また、住む人の要望を取り入れる自主建設組合ができて、それに金融がついて土地を取得し、ゼネコンが木を活かした造成し、建物も一括で請け負うので安くなります。カナダでは、コーポラティブが主流になっています。
私は、過去10回ほどコーポラティブをやってみて、素晴らしい街ができました。バブルが崩壊しても、素晴らしい街の資産価値は下がりませんでした。ぜひ、福岡のプロジェクトは成功してもらいたい。


近年、自動車の将来性から、住宅の部品を開発しようとするメーカーさんがおられます。自動車の優れた部品を住宅に活用できればということで、試作を見せてもらいました。自動車部品の製造技術とコストを、住宅に活用できればと思っています。
中国杭州の教会建設の報告。HABITA営業プレゼン資料説明。
ミサワホームの今年の卒業者の集まり。長い間の労をねぎらう会をしました。皆元気に何より、子どもも自立し、ローンもない年金暮らしで、女房孝行と親孝行しているということでした。厳しい時代を、何とか乗りこえた経験は相大切にしています。
ヤマダ電機さんは、2兆円の売上で、市場シェア25%の一大企業にのしあがった訳ですが、この度、HABITAと提携して、オリジナルの製品をつくることになりました。厨房設備、冷暖房機器、太陽光発電、新しいエネルギー機器の開発。ヤマダ電機さんとHABITAとのメリットをお客様に提供しようと打合せしています。
リーマン・ショックは、政府の対応が早く、立ち直りも早いものでした。一時、不動産は値下りをして、暴動をも起こりましたが、正常に戻っています。
万科は、ベンチャー・ビジネスで、ソニーの代理店をやっていた王石さんが、ソニーの品質とファクトサービスの充実した経営を取り入れ、デベロッパーの品質とアフターサービスを上げることを目指して事業に成功した会社です。現在、世界最大で年間6万戸を供給し、発展を続けていますが、リーマン・ショックの時、半年間、売上がピタッと止まり、会社は窮地に陥りました。家を買った人が値下りしたと、1,000人が南京の万科に押しかけて暴動となりましたが、その対応は見事なものでした、万科は正義である、悪いのは政府である、会社の努めとして、品質、アフターサービスを徹底していると説得し納め、1か月後の100億円の増資につなげています。日本では考えられないことが起きますが、現在、再び発展しています。日本のベンチャー企業も、それぐらいのことは見習わなければならない。仕事に対する熱意が違う。
20年来のお付き合いのある中国の最大手デベロッパー万科企業有限公司が手掛ける、100万坪の杭州の大型住宅開発地「良渚文化村」で、当社HABITAの部材提供による約930㎡の大規模木造建築の教会上棟式。文化村の調査。教会の隣には、安藤忠雄さん設計の文化会館が建設されることになっています。



ミサワホームOBで株式を公開した会社に、コンピューターソフトの会社のイマジニアがあります。神蔵社長は、松下政経塾の出身で、民主党の前原国土交通大臣、野田財務大臣、玄葉政策調査会会長、樽床国会対策委員長、松原国会対策副委員長の方々と同窓で、事業も順調ですが、政治についても、お詳しい。時折、政治の話をしていただいています。私は、政治の生の話を神蔵さんにうかがう機会を得ているので、ありがたい。
不動産流通経営協会FRKは、大手不動産会社、中堅不動産会社の協会で、現在、住友不動産販売 大橋社長が理事長をされています。今日は、大橋社長をおたずねして、バレックスさんのFRKへの入会をお願い。おかげ様で快諾いただきました。大橋社長とは、以前から親しくしていただいている仲なので、ご配慮いただきました。
家を建て、インテリアのファニチャー、ファブリック、小物を優れたデザインに揃えるのは難しいことです。古いものを活かして、コーディネートするのは、さらに難しい。アメリカでは、インテリア・コーディネーターが活躍しています。日本でも、ぼつぼつそうなってきていますが、優れたコーディネーターがいないのが現実。HABITAでは、トータルデザインコーディネイトをすすめています。トータルデザインコーディネイトをすると、2倍、3倍の価値がでます。日本で唯一ここに注目して、ファニチャー、ファブリック、小物まであつかって、社員教育をしている会社は、ニトリさんです。ニトリさんは、毎年、コーディネートの勉強のため、アメリカに社員を多数送り込んでいます。今、手元に「コーディネイトカタログ2010」があります。ニトリさんの6通りのコーディネートが提案されています。今後、HABITAの建物に合致するコーディネートも開発することにしています。
ニトリさんの部材の価格は非常に安い、それは東南アジアの自社工場で生産しているからです。その点、イケアさん、IDCさんに比べて、一歩すすんだ経営がなされており、しかも全国シフトはあと2県と、全国シフトがほぼ達成しつつあるHABITAに、ぴったりと思っています。社長様との古くからのおつきあいもあって、今後協力することにしています。お客様おかれましては、ご期待いただけると思います。
中元の時期で、いろいろな方から、中元をいただいて感謝しておりますが、一流デパートの包装紙というのは、流通経費がかかっていて、過剰梱包でいただいてもうれしくない。静岡の袋井のマスクメロン4,000円が、10,000円になっている。反面、産直でもらった食べ物がうれしい。大企業から産直へという流れは、私だけの考えではない。戦後、ものがなかった時代に品質を保証してデパートが流行った、その後、価格の安さで、スーパーが流行り、そして、身近にあるコンビニが流行った。現在は、品質、価格、利便性で、通販が流行っています。先日、魚河岸に行ったら閑散としていた、最盛期の4割程度だそうだ、6割のお客様は、魚河岸からではなく、産地から仕入れているという。
時代は、大企業から産直へ。住宅業界でも、地元工務店が活躍している。大企業が苦戦している。大手住宅会社は、価格が高く、アフターサービスがゆきわたらないのが表面化した。もともと、住宅産業というのは、地元の産業です。これからは、ブランドをもった地場工務店が有利になる。知名度としてのブランドと、実行性のある工事というところHABITAは目指します。
20万棟におよぶ実績から、屋上緑化を紹介いただきました。また、太陽光パネルの不備が多い、施工について打合せを早急の課題とした。
用丸(403)社長が来社。オリジナルの住宅部材を供給している会社で、珍しい、優れた部材が多くあります。品質一流、知名度三流のものを集めています。今後、WeeklyHABITAに、403のコーナーをつくり、お客様に、403の新材料を紹介したい。
最近、日本の住宅が見直されています。土間を利用したエアコンの要らない生活、庇に強い日差しを遮る簾、反射で部屋の奥まで明るくなり、断熱性も高い障子、畳の上に蒲団を敷いて寝た方が姿勢がよくなる、お湯に浸かり、健康と反省と勉強三役をはたす風呂、そして、木材が健康によいことなど、日本の伝統が再確認されています。