海外FXでトレードをしようとする投資家が気にすることの多い質問が「海外FXの納税義務」についてです。丁寧に回答します。
海外FXの納税義務はあるの?
日本在住の日本人の投資家が、海外FXで利益(所得)が出た場合、納税義務が発生します。
こちらでも解説していますが
海外FXで稼いだお金に税金はかかるの?税金を支払う必要はあるの?
国税庁のウェブサイトでは
「居住者」に分類される「非永住者以外の居住者」は、所得が生じた場所が日本国の内外を問わず、その 全ての所得に対して課税される
とされています。
非永住者以外の居住者とは
- 日本国内に住所を有する者
- 日本国内に現在まで引き続き1年以上居所を有する者
- 非永住者以外の方(以下の両方を満たす方。日本国籍を有していない者、過去10年以内において、日本国内に住所又は居所を有していた期間の合計が5年以下である者)
を指します。
簡単に言えば
ということを言っているのです。
一部、免除となるのは、外国人で過去10年で日本に住んでいる期間が5年以下の人だけです。
つまり、
日本在住の日本人の投資家が、海外FXで利益(所得)が出た場合、納税しなければならないのです。
納税すべき税金は
- 所得税
- 復興特別所得税
- 住民税
の3つです。
海外FXの納税の手順
海外FXで得た所得は、自分で確定申告して、税額を確定し、納税する必要があります。
つまり、手順としては
- 1年間の海外FXで得た所得を計算する(海外FX業者のマイページなどで確認)
- 翌年の2月16日~3月15日の間に確定申告する
- 翌年の2月16日~3月15日の間に確定申告で確定された税額を納税する
- 住民税の納税通知書が6月ごろに届くので、その通知書に従って納税する
という手順になります。
「海外FXでの納税の手順を教えてください。」